千葉県香取郡東庄町:延命寺とその周辺

過日,諏訪大神(千葉県香取郡東庄町笹川い)を参拝した後,同社の参道にある東庄町観光会館に寄ってみた。この観光会館には,諏訪大神の奉納相撲関係の資料等が展示されている。東庄町観光会館と一体となった建物として天保水滸伝遺品館(有料)が併設されており,天保水滸伝関連の資料が展示されている。館長さんと思われる方からすこぶる熱の入った説明を受けた。
東庄町観光会館の前には,須賀山城大木戸礎石が屋外展示されている。須川山城跡はまだ訪問していないが,もし機会があったら探訪したいと思っている。

IMG_2060.JPG
東庄町観光会館


IMG_2034.JPG
須賀山城大木戸礎石


IMG_2033.JPG
大木戸礎石の説明板


このあと,東庄町観光会館脇の道を通って,真言宗智山派・笹川山延命寺に向かった。延命寺の本尊は,大日如来。
延命寺は,鹿島神宮別当としての歴史のある寺院なのだが,火災によって堂宇の多くが焼失し,地蔵堂だけが当時からの現存建物とのこと。
延命寺の境内には,笹川繁蔵・勢力富五郎・平手造酒の墓所などがある。それらの墓所の前で合掌した。
若い頃に,天保水滸伝を原作とする古い映画を何本か見たことがある。ほぼフィクションの世界のことだろうと思っていたのだが,モデルとなった人々が実在し,それらの人々の間で講談や映画の素材となるような出来事があった。
その生きざまの一部を知り,こうしてそれらの人々の墓所を訪問することになろうとは,縁とは奇異なるものだと思う。


IMG_2068.JPG
延命寺入口付近


IMG_2069.JPG
延命寺の説明板


IMG_2070.JPG
地蔵堂


IMG_2071.JPG
石塔


IMG_2067.JPG
古い供養塔


IMG_2065.JPG
古い供養塔など


IMG_2063.JPG
笹川繁蔵・勢力富五郎・平手造酒の墓所


笹川繁蔵や勢力富五郎は,任侠として知られているが,もし鎌倉時代~戦国時代の戦乱の時期に生まれていれば,後世に名を残す武将となったようなタイプの人材だったのではないかと思った。
コリン・ウィルソンが『世界残酷物語』等で述べているように,一般に,全く同じタイプの才能であっても,時機とタイミングによってその才能を活かせる場合と活かせない場合とがある。



 東庄町:天保水滸伝(笹川繁蔵)
 https://www.town.tohnosho.chiba.jp/003profile/c002/002.html

この記事へのコメント