千葉県長生郡長南町:油殿古墳群
過日,油殿古墳群(千葉県長生郡長南町豊原)を見学した。
油殿古墳群は,2基の前方後円墳と2基の円墳によって構成される古墳群であり,島状の台地の上にある。この台地の北側~西側の裾付近は住宅地となっている。住宅地への入口は北側にあり,そこに説明板と若干の駐車スペースがある。この駐車スペースは,本来は,この場所から南東に細長く続く墓地にある墓所を墓参する人のためのもののようだ。
古墳群のすぐ下のところは広場のようになっており,そこから斜面を登ると,段丘の上に至ることができる。広場にも説明板がある。
古墳所在地の段丘の北半分は樹木が伐採されているので,その部分に所在する1号墳を見学できる。油殿1号墳の前には油殿1号墳に関する説明板がある。
古墳所在地の段丘の南半分は樹木が伐採されておらず,林床には笹が密生しているため,その中に入ることができない。この現況山林部分との境界付近に油殿3号墳の所在地付近と思われる場所の前に油殿古墳群全体の説明板がある。その説明板の中には古墳配置図が含まれている。
油殿2号墳と油殿4号墳は,この山林部分の中にあるので,現在のところ,それらの古墳の墳丘を見学することができない状態となっている。
油殿古墳群は,2基の前方後円墳と2基の円墳によって構成される古墳群であり,島状の台地の上にある。この台地の北側~西側の裾付近は住宅地となっている。住宅地への入口は北側にあり,そこに説明板と若干の駐車スペースがある。この駐車スペースは,本来は,この場所から南東に細長く続く墓地にある墓所を墓参する人のためのもののようだ。
古墳群のすぐ下のところは広場のようになっており,そこから斜面を登ると,段丘の上に至ることができる。広場にも説明板がある。
古墳所在地の段丘の北半分は樹木が伐採されているので,その部分に所在する1号墳を見学できる。油殿1号墳の前には油殿1号墳に関する説明板がある。
古墳所在地の段丘の南半分は樹木が伐採されておらず,林床には笹が密生しているため,その中に入ることができない。この現況山林部分との境界付近に油殿3号墳の所在地付近と思われる場所の前に油殿古墳群全体の説明板がある。その説明板の中には古墳配置図が含まれている。
油殿2号墳と油殿4号墳は,この山林部分の中にあるので,現在のところ,それらの古墳の墳丘を見学することができない状態となっている。
油殿3号墳は,直径約10mの円墳とされているが,もともと高さがあまりない古墳のようだ。山林部分の境界付近に若干のたかまりのある場所があった。油殿3方墳ではないかと思ったけれども,油殿2号墳の後円部の一部が後円部の西側に流出した墳土の堆積物残存物(盗掘のための一部掘削の残骸?)かもしれないので,確実ではない。
油殿1号墳は,全長93m,後円部直径50m・後円部高さ8.5m,前方部幅24m・前方部高さ3.5mの前方後円墳とされている。規模としてはかなり大きな前方後円墳だと言える。ただし,現況では,くびれ部付近が消滅しており,後円部と前方部とが分断されているので,巨大な円墳と巨大な長方形墳が並んでいるように見える。地山と盛土で構成された古墳とのことなのだが,往時においては二段築成の古墳のように見えたのではなかろうか。
私が訪問した時には後円部の墳丘上にセンダングサの類が多数生えており,その種子がズボンにくっつく可能性が高かったので,後円部の墳丘上には登らなかった。前方部の墳丘上には人が通った形跡があり,どうにか歩けそうだったので,そこを通って登ってみた。
私が訪問した時には後円部の墳丘上にセンダングサの類が多数生えており,その種子がズボンにくっつく可能性が高かったので,後円部の墳丘上には登らなかった。前方部の墳丘上には人が通った形跡があり,どうにか歩けそうだったので,そこを通って登ってみた。
この記事へのコメント