かすみがうら市:御手洗古墳群

過日,御手洗古墳群(茨城県かすみがうら市上稲吉)を見学した。
御手洗古墳群は,真言宗豊山派・福性寺の周辺に所在し,8基の円墳で構成される古墳群とされている。古墳の配置図は,佐々木憲一・田中裕編『常陸の古墳群』(六一書房)の207頁にあり,詳細情報は同書の218頁にある。
現地で見学したところ,現存することが明らかな古墳は福性寺のすぐ北側に密集して所在する2号墳(直径15m・高さ1mの円墳),3号墳(直径13m・高さ0.5mの円墳)及び4号墳(直径16m・高さ0.7mの円墳)のみとなっている。1号墳(直径26m・高さ2.2mの円墳)は民家敷地内にあるため現存しているかどうかを確認できなかった。5号墳(直径16m・高さ0.3mの円墳)と6号墳(直径11m・高さ0.3mの円墳)は,2号墳~4号墳所在地のすぐ西にある栗林の中にあったけれども,いずれも既に削平されて湮滅しているとのことだった。7号墳及び8号墳は,だいぶ以前に湮滅しているようで,規模不明となっている。

2号墳は,狭い道路が複雑に交叉して三角形のようになった土地部分にあり,3基並んだ古墳の中で最も北側にある。道路によって一部掘削されているように見えるけれども,概ね良好に保存されている古墳なのではないかと思う。

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北西の方から見た2号墳


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南西の方から見た2号墳

3号墳の墳丘上には祠が祀られている。


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北西の方から見た3号墳


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南の方から見た3号墳


4号墳は,3基並んだ古墳の中で最も南側にある。


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北東の方から見た4号墳


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南東の方から見た4号墳


これらの古墳を見学した後,福性寺に寄り,住職に挨拶して参拝した。住職からは同寺と周辺地域の歴史等について御教示いただいた。まことにありがたいことだと思う。
山門,本堂等の堂宇はとても立派なものだったのだが,何となく写真を撮りそびれてしまった。

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