茨城県稲敷郡美浦村:茂呂根本台古墳群1号墳

過日,茂呂根本台古墳群の所在地(茨城県稲敷郡美浦村茂呂)を訪問し,その1号墳を見学した。
高橋嘉朗「美浦村の古墳と古墳群」美浦村史研究6号27~46頁(平成2年)によれば,茂呂根本台1号墳は,茂呂地区田園都市センターの敷地内東側にある小山がそれに該当し,長さ77.6m・幅37.1mの楕円形のような形状をした古墳であり,北側の方の墳頂付近に根本家弁天社があるとされている。現地で見学してみると,この論文の37頁に記されたものと思われる小山があり,弁天社もある。
ただし,同論文内で示された方角表示には誤りがあるように思われるのだが,図示された方角の指示が正確だとすれば,現存する小山は元の形とは相当異なるものに変形された後の状態のものだと判断すべきことになる。その場合,特に,弁天社の元の所在地は現在の四阿所在地付近だったのではないかと思われる。また,同論文では小山全体を前方後円墳と推定しているように窺えるけれども,四阿所在地付近の円墳様の部分だけが古墳なのではないかと思った。
現在,この小山全体が散策路のある小公園のような感じになっている。敬意を表する趣旨で弁天社を参拝した上で,その周辺を見学した。

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北西の方から見た全景


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北東の方から見た全景


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南西の方から見た全景


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弁天社


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北側部分の様子


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北東の方から見た中央部分と四阿


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南の方から見た中央部分と四阿


この場所を訪問した際,小山の東側にある田にアオサギがいるのを見た。古墳を見学して回っている間,アオサギとはしばしば出逢う。


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