ミドリハカタカラクサ?

2020年5月下旬のことだが,桃山古墳群付近で,白い花を咲かせているツユクサ科の植物の群落を見た。これまでトキワツユクサとして単純に覚えていたのだが,どうやら,もっと細かな観察が必要となっているようだ。ただ,近縁種や同種の異品種間の交配が多数あるようなので,そういうものを確定的分類できるのかどうか,かなり疑問が残る。
現在では野生種よりも圧倒的に多くの種類が生産されてしまっている様々な植物の交配品(人工生命体)は,一般に,自然淘汰の中で生まれてくる植物ではなく,人為的に新型の遺伝子の組み合わせを実現して製造されるものなので,従来の生物分類学では全く歯がたたない一群の人工生命体という集団を既にかなり大規模に形成してしまっていると言える。
少なくとも植物に関しては,環境保護運動は,既にほぼ全面的に敗北していると思う。自然環境を元に戻すことはできない。
さて,私の観た植物なのだが,たぶん園芸交配品の野外逸出だろうと思う。強いて言えば,ミドリハカタカラクサ(Tradescantia fluminensis)の範疇に入るのではないかと思った。

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 三河の植物観察:ミドリハカタカラクサ 緑博多唐草
 http://mikawanoyasou.org/data/midorihakatakarakusa.htm

 三河の植物観察:ノハカタカラクサ 野博多唐草
 http://mikawanoyasou.org/data/nohakatakarakusa.htm

 松江の花図鑑:ミドリハカタカラクサ(緑博多唐草)
 https://matsue-hana.com/hana/midorihakatakarakusa.html

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