かすみがうら市:歩崎観音とその周辺

過日,歩崎観音として知られる宝性院歩崎山長禅寺を参拝した。同寺は,真言宗系の宗教団体である真如苑が管理しており,本堂の隣に真如苑茨城本部がある。
長禅寺境内は,岬の上の比較的狭い場所に位置しており,仁王門,金毘羅神社等がある。岬の先端は展望台になっている。展望台の基壇となっている塚状のものは,古墳とされていた時期がある。大正大学考古学研究所『鴨台考古第4号-茨城県出島半島における考古学的調査報告Ⅱ』(1985)の20頁及び78頁によれば,この塚状のものは,歩崎古墳と呼ばれる円墳とされていた。この塚状のものの現況は,展望台建設のためにかなり変形しているとはいえ,目測で直径20m前後・高さ3m前後の円墳のように見える。
現時点では,古墳とされていないのだが,正式の調査結果により古墳ではないと判断されたのかどうかはよくわからない。霞ヶ浦町教育委員会・茨城大学考古学研究室編『霞ヶ浦町遺跡分布調査報告書-遺跡地図編-』(2001)では,歩崎付近には遺跡が一切存在していないこととされている。

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仁王門


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歩崎観音


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鐘楼など


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手水


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金毘羅神社の鳥居


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金毘羅神社の社殿


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展望台


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展望台から見える景色

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