つくば市:五十塚古墳群

2014年のことだが,五十塚古墳群(茨城県つくば市大井~つくば市松の里)を見学した。この地域は,旧茎崎町の範囲内に含まれている。
五十塚古墳群は,元は,2基の前方後円墳と9基以上の円墳によって構成される古墳群だったらしい。五十塚古墳群は,現在では「大井五十塚古墳群」と呼ばれているようだ。
現存する古墳群の主要な所在地は,南北に走る国道408号線(牛久学園線)で分断されており,現存する8号墳は,国道西側の国立研究開発法人森林総合研究所の敷地内にあり,5号墳,7号墳及び11号墳は国道東側の林内にある。かつて10号墳(直径約20m・周溝幅3m内外の円墳)もあったけれども,現在では(遺構を含め)そのごく一部が残っているだけでは,明確に墳丘として認識・識別可能な状態にはないようだ。
8号墳は,森林総合研究所の敷地内にあるため,研究所入口の守衛室で見学を申込み,見学及び駐車場の利用の許可を得てから敷地内に入って見学した。

茎崎町史編さん委員会編『茎崎町史』(平成6年)の62~63頁によれば,8号墳は,五十塚古墳群を構成する円墳中で最大のもので,直径約28m・周溝幅約7mの円墳とされている。

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8号墳所在地


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西の方から見た8号墳


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北西の方から見た8号墳


上記『茎崎町史』によれば,5号墳は,全長約43m・後円部直径約27m・後円部高さ約3.25mの前方後円墳とされている。西の方を向いている前方部の端部は道路(国道の歩道部分)のために掘削されているので,現況の全長は43m未満となっている。この掘削された部分は擁壁で固められているので,前方部の断面を見ていることになる。

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西の方から見た5号墳


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北の方から見た5号墳


上記『茎崎町史』によれば,7号墳は,高さがあまりない直径20m内外の円墳とされているが,詳細は不明。よくわからなかったけれども,祠のある場所があり,その場所が7号墳に該当するのではないかと思う。

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7号墳?


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墳頂の祠


上記『茎崎町史』によれば,11号墳は,直径20m内外の円墳とされているが,詳細は不明。墳丘の一部(西側部分)は道路(国道の歩道部分)のために掘削されている。墳丘上に階段と小さな神社がある。このあたりの地主の氏神のようなものではないかと思う。

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11号墳


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墳頂の神社

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