クコの仲間の花

たまたま,ちょっとした叢の中にもたれかかるようにして長い茎を出し,紫色の花を咲かせている植物を見つけた。花の特徴はクコ(Lycium chinense)と一致するのだが,花冠が5裂しているものと6裂しているものとが混在している。茎や葉の特徴がこれまで見慣れたクコとは少し異なる。淡い黄色の花も交じっているようにも見えるが,これは退色の結果そうなったものではないかと思う。
たぶん,ナガバクコ(Lycium barbarum)の花ではないかと思う。誰かがどこかで栽培していたナガバクコの果実を鳥が食べ,その糞の中に混じっていた種子が発芽して野生化しているものではなかろうか。
ただし,クコ(Lycium chinense)もナガバクコ(Lycium barbarum)も有用植物として中国から輸入され,栽培されてきた植物であり,一般に変異が多いとされているだけではなく,人工交配や自然交雑による雑種が多数あると推定される。それゆえ,私が見たものもそのような雑種または変異の一種であったかもしれない。

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