小美玉市:雷電山古墳(亀塚古墳)

過日,亀塚古墳とも呼ばれる雷電山古墳を見てきた。この古墳は,阿弥陀如来を本尊とする浄土宗雷電山照光寺(茨城県小美玉市上玉里)の敷地内にある。照光寺は,歴史のある立派な寺院なのだが,比較的最近に本堂等の建物が建てなおされたようだ。山門は,文化財となっており,古い時代の姿のままで保存されている。

雷電山照光寺
照光寺山門


照光寺の庭園脇から「雷電本山」の鳥居をくぐり,駐車場を経て古墳である雷電山までの間が参道となっており,雷電山の前にも「雷電尊」の鳥居がある。その鳥居の脇に説明板がある。この古墳は,帆立貝式の古墳であり,円墳状の部分が主体部となっている。その墳頂に雷電神社がある。

雷電山古墳
鳥居


雷電山古墳


説明板によれば,この古墳からは経塚遺物が発掘されているとのことなので,古墳造営時期とこの遺物の埋納時期が一致しているとすれば,この古墳は,平安時代に造営されたものだと言えることになる。無論,古い時代に築造された古墳を経塚に転用したという可能性もある。これらの事柄を考える場合,「大化の薄葬令」を含め,教条主義や形式主義や権威主義に走らないことが大事だと思う。

雷電山古墳
説明板


この場所から階段があり,それを登ると墳頂に至ることができる。墳頂には神社があり,狛犬ではなく風神と雷神の像がある。

雷電山古墳
階段


雷電山古墳
墳頂付近


雷電山古墳
古墳側面


照光寺前の道路を渡り,反対側の歩道から見ると,古墳全体の様子を知ることができる。

雷電山古墳
古墳の全景


訪問した時には照光寺の庭園に植えてある菩提樹の花が満開で,良い香りを漂わせていた。

Tilia miqueliana
菩提樹

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