怠け者の散歩道

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<<   作成日時 : 2008/03/30 11:44   >>

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オックスフォードでの用事を済ませ,再び列車に乗った。Rapidと表示されていたので急行列車なのかと思ったら,ほとんど各駅停車に近い普通列車だった。どうも英国の交通機関は分かりにくい。語学力の問題もあるのだろうけれど,ある程度経験を積まないと予測できないような社会的コンテクストが少なくないので,苦労することがままある。

とにかく乗ってしまった列車なので,のんびりと英国の田舎駅の光景を楽しむことにした。オックスフォードとロンドンの間にはリーディングというやや大きな駅がある以外は本当に田舎くさい小さな駅しかない。そもそも首都ロンドンそれ自体があまり規模の大きな都市とは言えないし,かなり田舎くさい都市ではないかと思っている。

列車が途中の駅にとまる度に,「かつて日本の北海道や東北地方などのローカル線沿線にはこのようなちっぽけな駅があったなァ・・・」と,ふと思い出してしまった。そのような小さな駅をもつ日本のローカル線の中には現在では廃止になってしまったところも少なくない。英国の列車には電車もあるけれども,私が乗った列車はディーゼル車だった。日本でも現在残っているローカル線の中にはディーゼル車が運行されているところが少なくない。電車でなければ時代遅れかというと必ずしもそうではなく,投資と利益とのバランスを考えると,電化など一切考えないほうがよほど合理的であることがあるので,経営というものは難しい。少なくとも,ロンドン〜オックスフォード間の列車には乗客がほとんど乗っていないような状態なので,大規模な投資などしても意味がないのではないかと思う。それにしても,英国の鉄道会社は,これだけ乗客が少なくてもきちんと経営を成り立たせている。それと比較して考えてみると,常に乗客を寿司詰め状態で列車を運行させている日本の鉄道会社が赤字になるわけがないだろうと思ってしまうのだけれど,現実にはそうでもないようだ。何かが間違っているのではないかと思わざるを得ない。

さて,そのようにして各駅で停車した田舎の小さな駅なのだが,ある駅では,照明灯に花のバスケットがぶらさげてあった。スイセンなど春の花が鮮やかに盛り込まれている。もしかすると,プラスチックの造花かもしれない。たいした費用をかけていないように見える。それを目にして,「何千万円もの**費を使わなくても,その駅のホームを目にする乗客の心をなごませる工夫というものはあり得るのだ」と深く思った。

Rail station


またある駅では,ホームの屋根を支える鉄骨にペンキでちょっと洒落た彩色がしてあった。これまたそんなに費用をかけていないのだろうと思う。しかし,効果は絶大だ。要するに,センスの問題なのだろうと思った。

Rail station


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