![]() 王ヶ頭からは林道を抜けて浅間温泉経由で松本市に至るコースを選んだ。途中の山道で薄暗く湿ったところがあり,そこにアキノウナギツカミやミヤマニガウリなどが繁茂するのと混じって,背丈は高いながらも細長く枝分かれした茎に比較的小さな花をつけるアザミが群落をつくっているのを見つけた。ヤチアザミかとも思ったが,たぶんホソエノアザミだろうと思う。 ホソエノアザミ(Cirsium effusum)は,キク科アザミ属に属し,本州の関東地方と中部地方の山地にのみ成育する多年草ということだ。 クルマで通り過ぎようとする際には,アザミには見えなかった。それくらい個々の花が小さく,何か白っぽい花をたくさんつけた植物があるくらいにしか見えなかった。安全なところにクルマを停め,歩いて近づいてみたら,それがアザミの仲間だと気付いたのだ。 アザミにも非常に多くの種類がある。 私の個人的な感想としては,葉と茎の形状・大きさなどをきちんと示す図鑑があれば,比較的容易に識別可能なのではないかと思う。しかし,現在手持ちの図鑑ではどれを見てもその点が不完全であるか欠如しており,識別用の道具としては役にたたない場合が多い。 植物に限らず,どんなことでも着眼点を何にするかということが非常に重要である場合が多い。 もちろん,思想・信条・学問研究の自由があるから,誰がどのような着眼点や視点を持ってもそれは各人の完全な自由に属する。 しかし,結果の出力や処理の速度・計算量というものを考慮に入れる限り,より正確でシンプルなアルゴリズムが探求され続けなければならない。着眼点というものは,本来,そうしたアルゴリズムの探求という営みの一形態として理解させるべきものなのだろうと思う。 花を観ながらそのようなことを考えた。 王ヶ頭から下る林道の途中から浅間温泉裏の抜け道を通って松本市内に戻り,そこでの用事を済ませてから松本市を出発するころにはもう午後3時過ぎになっていた。一般道を三才峠〜丸子経由で東部湯の丸ICまで行き,そこで上信越道に入った。途中,夕食と休憩のために上里SAに寄ったほかは,上信越道〜関越道〜外環道路〜常磐道をほぼノンストップで運転して帰宅すると,既に午後7時を過ぎていた。 この3日間での全走行距離は軽く1000キロを超過していたのだが,仕事の面でも野草観察の面でも非常に有意義な日々だったと思う。 ホソエノアザミ(細枝野薊) http://page.freett.com/flora/goubenkarui/hosoenoazami.htm ホソエノアザミ http://yikflower.sakura.ne.jp/hosoenoazami.html アズマヤマアザミ(東山薊) http://www.ne.jp/asahi/moto/to/9kiazumayamaazami.html |
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こんにちは。王ガ鼻から王ガ頭あたりの散策を楽しく読みました。それにしても随分距離を稼ぎましたね。今マップで確認していますが上田湯の丸に抜けるコースは一度走ってみたいと思います。昨日はみなとみおらいの |
目黒のおじいちゃん 2005/08/28 14:56 |
目黒のおじいちゃんさん こんにちは。 |
電脳中年A 2005/08/28 17:03 |
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