宇都宮市塙田:雷神社と古墳

2020年3月下旬と4月初旬(緊急事態宣言発令前)の2回にわたり,雷神社(栃木県宇都宮市塙田)を参拝し,その基壇部となっている古墳を拝見した。雷神社の祭神は,大雷神。
雷神社の北西側隣地には多数の稲荷神社が並ぶ区画がある。
雷神社の基壇部となっている古墳は,御蔵山古墳と呼ばれ,古墳の真下を道路のトンネル(塙田トンネル)が通っていることで有名な古墳となっている。
御蔵山古墳の現況は,崖下の階段を登り,雷神社の二の鳥居のあるあたりが後円部のように見え,雷神社所在地付近が前方部のように見える。しかし,宇都宮市教育委員会編『宇都宮の古墳』(昭和58年)の190頁によれば,明治時代に県庁建設のために大規模に掘削され,主体部から石棺が検出されたとのことなので,主体部付近の墳丘は既に存在しないと考えられる。そのことから,現況の古墳の形状は旧県庁建設の後に墳丘残存部分または古墳所在地である山の尾根の地盤を利用して前方後円墳風に整形されたもので,古墳の形状それ自体としては本来の古墳とは無関係のものと考えるのが妥当ではないかと思う。要するに,よくわからない古墳ということに尽きる。

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塙田トンネル南東側入口付近


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塙田トンネル西側入口付近


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雷神社入口付近


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一の鳥居


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参道


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二の鳥居


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拝殿


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由緒書


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拝殿付近から見た境内


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参道脇にある説明板

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