行方市井上:井上古墳群(その2)

過日,井上古墳群(茨城県行方市井上)を見学した。

井上古墳群の2号墳は,4号墳所在地の南西約150mのところに位置する畑の中にあり,現況は直径約15m・高さ約2mの円墳とされている。墳丘周囲が削平されているので,元はもっと大きな古墳だったようだ。
その畑の南東側~南側を通る道から墳丘が見える。2号墳所在地の畑の西端には狭い道があり,その道を北上すると墓地区画に至る。その狭い道からも2号墳の墳丘が見える。

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南東の方から見た2号墳


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南の方から見た2号墳


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北西の方から見た2号墳


井上古墳群の6号墳は,2号墳の北約30mのところにあり,直径約20m・高さ約2mの円墳とされている。
6号墳は,2号墳と同様,畑の中にあるのだが,墓地区画に至る狭い道から墳丘が見える。墳丘上には土器の破片が無数に散乱している。埴輪の破片だろうと思う。


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南西の方から見た6号墳


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西の方から見た6号墳


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6号墳の墳丘上の土器破片(ズーム)


井上古墳群の7号墳の所在地は,2号墳の南にある畑のほぼ中央付近ということになっている。現在,方墳のようなものがあり,頂上に小さな祠が祀られているが,玉造町遺跡調査会・玉造町教育委員会編『井上古墳群第1号墳発掘調査報告書』(2002年2月)の5頁では「形状,内容不明」と記されているので,2002年当時には墳丘が失われていたものと推測される。
それゆえ,現時点で存在している方墳状のものは,7号墳の墳丘ではなく,2002年よりも後に築造された供養塚のようなものなのだろうと判断した。


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南の方から見た方墳状の塚

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