土浦市粟野町:粟野八幡神社と古墳

過日,粟野八幡神社(茨城県土浦市粟野町)を参拝し,その境内にある古墳を見学した。
八幡神社は,愛宕山古墳群の所在地の東方にあり,粟野町農村集落センター付近から東に入る路地のような狭い道が唯一アクセス可能な経路となっている。以前は,その路地の西側の畑(道路をはさんだ場所)に参道であることを示す石碑が立てられていたようなのだが,現況では,その石碑が移動されてしまっているので,参道の位置がわかりにくくなってしまった。
しかし,その参道となる路地のような道を発見し,道なりに東の方に進むと,容易に八幡神社の鳥居前に至ることができた。本殿は,質素ながらもしっかりとしたつくりのものだった。
八幡神社を参拝した。

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現在の参道碑所在地


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参道入口


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参道(左手の笹薮が古墳所在地)


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参道から見た愛宕山古墳群所在地付近


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鳥居


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拝殿
(手前は奉納相撲の土俵)


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本殿


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境内社?


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境内社


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手水


茨城大学人文学部史学第6研究室(茂木雅博)編『土浦の遺跡』(1984年)の44頁によれば,粟野八幡神社の境内(鳥居の北西)にある古墳は,八幡神社古墳と呼ばれ,全長50mほどの前方後円墳だったと推定されている。墳丘の大部分が削平されて畑となっており,神社境内に残されているのは前方部の一部とのこと。
現況は,ひどい笹薮となっているのだが,若干藪が薄くなっている場所があったので,そこから墳丘の残存部分を見学したところ,高さはせいぜい0.5~1.0m程度であり,そんなに遠くない将来に消滅してしまう古墳なのではないかと思った。

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境内から見た古墳所在地


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笹薮の間からかろうじて見えた墳丘残部

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