土浦市本郷:本郷城付古墳群の1号墳

過日,本郷城付古墳群(茨城県土浦市本郷)を見学した。
古墳群の呼称である「本郷城付」は,地名の「大字本郷字城付」に由来するものと思われる。
本郷城付古墳群は,元は8基の円墳で構成される古墳群だったようなのだが,現在では1基の円墳(1号墳)が残されているだけとなっている。
なお,本郷城付古墳群は,以前は,大志戸古墳群と呼ばれていた古墳群。その詳細は,茨城県教育委員会編『重要遺跡調査報告書Ⅰ』(昭和57年3月)の212頁に記載されている。

本郷城付古墳群の1号墳(旧大志戸古墳群の1号墳)の所在地は,特別養護老人ホームシルトピアの南西約50mのところで,周辺は牧草地のような状態となっている。
『重要遺跡調査報告書Ⅰ』の212頁によれば,本郷城付1号墳(旧大志戸1号墳)は,目測で直径約23.5m・高さ2.7mの円墳とされており,また,2号墳は戦前に削平され,3号墳~6号墳は昭和50年代前半に削平されたとのこと。
本郷城付古墳群(旧大志戸古墳群)の7号墳及び8号墳は,遺構だけの古墳だったのかもしれない。

1号墳の墳丘のそばに古墳由来と思われる石材が積み重ねられていた。この石材が1号墳から出土したものか,別の古墳から出土したものかは不明。

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南の方から見た様子


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東の方から見た様子


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古墳由来と思われる石材


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同上


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古墳所在地付近から見える甲山城跡

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