行方市麻生:常安寺

過日,曹洞宗・太平山常安寺(茨城県行方市麻生)を参拝した。
説明板等によると,天文14年(1545年),麻生氏の菩提寺として麻生三郎常安により開基の寺院(那智山道知院)だったが,麻生氏の滅亡後荒廃し,慶長4年(1599年)に鷹庵大雛和尚が元の所在地から現在の地に移し,太平山常安寺として開山し,現在に至っているとのこと。
山門にあたる門が煉瓦造りとなっており,珍しい。明治44年に檀家が寄付した旨が記載されたプレートがある。
また,境内にはナギの巨木があり,行方市指定の有形文化財となっている。

麻生氏は,常陸大掾氏の一族である行方景幹の三男家幹が行方郡麻生郷に住んで麻生氏を称したのに始まるとのこと。常安寺の裏(北側)に麻生城跡があり,現在では羽黒山公園として公開されている。常安寺の北西側にある墓地区画から麻生城跡(羽黒山公園)に登る道が続いているが,通常は閉鎖されている。
麻生氏は,同じ常陸大掾氏の流れを汲む島崎城主・島崎安定に攻められて滅亡した。同じ親の兄弟から始まる一族間の抗争ということになる。

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常安寺入口付近


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説明板


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本堂


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鐘楼


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敷石


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ナギの巨木


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ナギの説明板

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