鹿嶋市沼尾:塚原古墳群再訪(その1)

過日,塚原古墳群(茨城県鹿嶋市沼尾)を再訪し,見学可能な古墳を丁寧に観て回った。
前回は,北側にある説明板設置場所から古墳群所在地の森の中に入り,矢形の案内表示の順番に従って概ね時計と逆周りに見学した後,常福院付近に出た。
今回は,まず常福院を参拝した後,常福院付近の入口から古墳群所在地の森の中に入り,概ね時計周りに見学し,説明板設置場所に出ることにした。矢形の案内表示の順番とは逆になるけれども,一般に,古墳見学を主たる目的として現地を探訪する場合,このような順番で回った方が間違いにくいと思われる。

塚原古墳群を構成する古墳の個別の測量は行われていないようなのだが,大きな古墳は直径20前後,小さな古墳は直径10m前後の円墳状のものが多い。前方後円墳も含まれているとされている。しかし,現況を観る限り,円墳のような外見をもった古墳しかないように思う。一応道があり,アクセス可能と思われる場所にある古墳だけ見学し,周囲の状況からみて立ち入るべきではないと判断した場所に所在する古墳(特に古墳群所在地北側にある古墳)にはアクセスしなかった。

常福院の北西側付近から森の中に入り,段丘の南東側~南側をぐるりと回る小路を歩くと,右手(西側)の斜面林内に塚が見える。68号墳に該当すると判断した。夏に草木の葉が茂ると見えなくなる古墳かもしれない。

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東の方から見た68号墳所在地付近


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68号墳近景


そこから西の方に進むと矢形標識(39番)のある分岐点がある。この分岐から北上すると,すぐに右手(東側)に70号墳があり,70号墳の脇を通って西進すると,香取神社の参道に通じる道の方に出る。
どのような経路を選択して古墳を見学して回る場合でも,ここで位置関係を確認しておくと,他の古墳の位置関係を把握しやすいだろうと思う。迷ったら香取神社まで戻ると良い。


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北の方から見た分岐点


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70号墳の前を通る道


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南東の方から見た70号墳


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南西の方から見た70号墳


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西の方から見た70号墳


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70号墳の西側にある畑地(南の方から見た様子)
(奥の林内付近が67号墳所在地付近)


この道を西進すると,草原のような場所に出る。この場所には矢形標識(35番)がある。
その草原のような場所から北上すると香取神社の参道の方に向かうことになり,その草原のような場所を南下すると,62号墳及び63号墳所在地近くの少し谷になった場所を通って,稲荷神社や比較的大型の古墳が集中する場所に向かうことになる。この少し谷になった場所には矢形標識(36番)がある。


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草地のような場所
(中央奥の林内が62号墳及び63号墳の所在地付近)


62号墳と63号墳が現存しているかどうか疑問に思っていたのだが,どうにかアクセスできそうなので近づいてみた。現存していた。
古墳に見慣れた人であれば,矢形標識(36番)のある場所付近から北西側の段丘縁付近をよく観ると,62号墳が現存している姿を目にすることができる。
63号墳は,62号墳の北西の方に隣接している。


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南西の方から見た62号墳


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62号墳の近景


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南西の方から見た63号墳


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63号墳の近景

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