ひたちなか市馬渡:成等寺と古墳(その2)

過日,浄土宗本願寺派・青塚山無量院成等寺(茨城県ひたちなか市馬渡)を参拝した。本尊は,阿弥陀如来(南無阿弥陀仏)。
成等寺の境内地及びその近隣地は馬渡古墳群と呼ばれる古墳群の所在地となっている。馬渡古墳群は,4基の円墳で構成される古墳群であり,その中の2基は,成東寺境内地の西側及び南西側にあり,他の2基は,ミニストップひたちなか馬渡店の南西約200mのところに位置する山林内にある。茨城県勝田市教育委員会編『勝田市埋蔵文化財分布調査報告書(昭和56年度版)』(1982年3月)の35頁には,「本来はかなりの古墳が群集していたと考えられるが,現在は,青塚山成等寺の西側と南側に円墳2基,前原地区に2基が存在している。これらのうち3基は保存状態は良好である」と書かれている。
今回は,成等寺の境内地周辺だけを見学した。

成等寺の西側付近は,成等寺の駐車場等となっている。西側部分にある古墳所在地が現況駐車場部分であるとすれば,既に湮滅していることになる。西側部分にある古墳所在地が駐車場の南側斜面上の半円形の地形部分だとすれば,墳丘が掘削された状態になっているものと思われる。どちらかのかは判別できなかった。『勝田市埋蔵文化財分布調査報告書(昭和56年度版)』に書かれている保存状態が良好ではない古墳とは,この西側部分にある古墳のことを指すのだろうと思う。

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斜面にある半円形の地形部分


成等寺の南西側にある円墳の現況は,小さな神社の基壇部となっている。保存状態は良好ということになっているけれども,道をつくるために若干掘削されているように見える。
この神社の詳細は不明。敬意を表する趣旨で参拝した。


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東の方から見た全景


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神社の鳥居


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社殿


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境内社


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北東の方から見た様子


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北西の方から見た様子


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南西の方から見た様子

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