古河市東山田:五十塚古墳群

過日,五十塚古墳群(茨城県古河市東山田)の一部を見学した。
五十塚古墳群に関しては,三和町史編さん委員会編『三和町史 資料編 原始・古代・中世』(平成4年)の70~74頁に解説があるが,1号墳と2号墳の解説が主であり,古墳群全体の基数に関しては「現在前方後円墳1基,円墳2基が確認されているのみ」と書かれているだけだ。この2基の円墳とは,1号墳と2号墳のことを指すのだが,71頁にある1号墳の測量図を見ると,1号墳のすぐ脇(北東側)に小さな塚が伴っているようで,この塚も古墳だとすれば3基の円墳が現存していることになる。
ちなみに,『三和町史 資料編 原始・古代・中世』の72~74頁は,『いはらき』の関連記事を長々と引用している。その中には「石棺が発掘され,人骨,直剣その他埴輪の類も相当掘り出され,当時県下の某中等学校教諭の許に持参し鑑定を乞うたところ,右教諭はこれを猫バ々してしまった等のことさえあり,地方の騒ぎは相当だったのにも拘らず,中央の権威者の耳には入らなかった」と書かれているなど,かなり凄いことが書いてある。無法状態とでも言うべきか・・・

それはともかくとして,五十塚古墳群の1号墳と2号墳は,KDDI八俣送信所の施設敷地内にあるので,近くまでアクセスすることができない。許可なく敷地内に立ち入れば,警備員が飛んでくることだろう。
やむを得ず,通行可能な道路から1枚だけ写真を撮った。手前が2号墳で奥が1号墳になる。
1号墳は直径58m・高さ6.63mの円墳,2号墳は直径20m・高さ2.17mの円墳であり,1号墳と2号墳との間の直線距離は73mとのこと。

関連資料を詳しく調べた上で,機会を見て再訪しようと思っている。

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南西の方から見た様子
(左手前が2号墳・右奥が1号墳)

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