埼玉県秩父郡皆野町大渕:大渕古墳

過日,大渕古墳(埼玉県秩父郡皆野町大渕)を見学した。
大渕古墳は,前原の不整合の北東にあり,直径約25mの円墳とされている。ただし,現況では墳丘がほとんどなく,石室だけが露頭したような状態となっている。
前原の不整合の駐車場にクルマを停め,そこから徒歩で往復して見学した。
この古墳は,かつては「八百尼葬塚」とも呼ばれていたそうだ。
一般に,八百比丘尼の伝説は全国各地にある。それらの伝説の中には姥捨てと関係のあるものも含まれているのではないかというのが私見だ。八百比丘尼(八百尼)の伝説に関しては,通常は,もっと象徴主義的または超観念的に考えるのが常道というものなのだが,頭でっかちだけのダメ秀才にならないためには,とにかく長い年月をかけて森羅万象を実見し,考え続けることが大事だと思う。「当時の普通の人々の生活がどのようなものであったのか」をよりリアルに想像できるようになれば,空理空論に陥る弊を少しでも避けることができるだろう。

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北西の方から見た様子


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南西の方から見た様子


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石室開口部


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石室内の様子


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南東の方から見た様子


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北東の方から見た様子



一般に,庚申信仰を含め,八百比丘尼(八百尼)の伝説と連携していることのある宗教上や習俗と関係する事柄に関しても,どの時代に発生したものなのかという考証的な考察が不可欠なものとなる。

一般に,現在の人工知能システムが基礎としてデータの多くは(研究者が功を焦って)実証性のない空理空論的な似非事実または虚偽を集積したものとなっていることが多いので,そのようなシステムを用いてまともな推論などできるはずがない。収集された個々のデータの確実性や健全性を逐一検証するという作業は,実際には人間にしかできないことであり,通常は,人工知能システムの開発者やアナリストにはそのような検証能力がない。

一般に,健全性や確実性の検証のないデータを基礎として人工知能システムを構築したとしても,それは,「砂上の楼閣」の一種に過ぎない。そして,個別の緻密な検証過程を経ていない限り,センサーやソフトウェアエージェントによって自動収集されたデータもまた,健全性や確実性の検証のないデータの一種であると言える。

それゆえ,今後の方向性としては,「信頼性の高さ」ではなく「信頼性の低さ」を明確に示す指標のようなものの構築が望まれる。

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