千葉県長生郡長南町:能満寺と古墳(その3)

過日,天台宗・慈眼山能満寺(千葉県長生郡長南町芝原)を参拝した。
能満寺の境内は,岬状の細長い台地の上にある。そこに通ずる坂道を登ったところに駐車場と寺務所があり,その奥(北西)に墓地区画と本堂がある。
寺務所から南東に位置する境内地部分は,能満寺古墳群の所在地となっている。
能満寺古墳群は,1基の前方後円墳,1基の方墳,10基の円墳等で構成される古墳群ということになっている。詳細な報告書等を入手していないので確実ではないけれども,能満寺古墳として知られる大きな前方後円墳のほか,円墳と思われる塚状の地形のある場所などを幾つか見学した。

能満寺古墳の後円部南東側には東に進む道と北に進む道との分岐点があり,Y字路のようになっている。その分岐点付近には三浦家のとても立派な墓所があり,その裏側(南側)に墳丘のようなものがある。円墳だろうと思う。墓所内に入るわけにはいかないので,三浦家の墓所に向かって敬意を表する趣旨で合掌した上で,遊歩道から写真を撮った。

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三浦家墓所裏の塚状の地形


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Y字路付近から東の方に伸びる遊歩道


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東の方から見たY字路分岐点付近


そのY字路分岐点のようなところから東の方に進むと,右手(南側)に比較的大きな塚状の地形が見えてくる。円墳と思われる。


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西の方から見た塚状地形


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北東の方から見た塚状地形


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塚状地形のある場所から能満寺古墳の方(西方)を見た様子


その塚状地形のある場所のすぐ東側には穴を掘ったような感じになっている地形部分が2か所並んでいる。古墳所在地であったのかどうかはわからない。
その場所の周囲にはとても小さな塚状の場所がある。ただし,それが何であるのかはわからない。
いずれにしても,そのあたりが古墳群の南東端付近になるのだろうと思う。


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穴を掘ったように見える場所


その遊歩道の北側には竹林がある。その竹林は古墳群の北東端付近に位置し,次第に下り斜面になっている。その斜面上にかなり大きな円墳または帆立貝式前方後円墳のように見える塚がある。
遊歩道の両側にはロープが張ってあり,竹林内には入れないので正確なところはわからないのだが,もし帆立貝式前方後円墳だとすれば,東方に前方部のある古墳ということになるのだろうと思った。
その前方部のように見える部分が前方部ではないとしても,現存部分だけでかなり大きな円墳であることは間違いない。


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西の方から見た大きな塚


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南の方から見た大きな塚


これらの古墳と思われる塚を見学した後,駐車場に戻った。駐車場脇にはイチョウの巨木がある。


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イチョウの巨木

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