日光市:日光二荒山神社中宮祠

過日,華厳の滝を見学した後,下野國一之宮とされる日光二荒山神社中宮祠(栃木県日光市中宮祠)を参拝した。祭神は,二荒山大神 (大巳貴命 田心姫命 味耜高彦根命)。
二荒山神社中宮祠は,中禅寺湖の湖畔にあり,二荒山神社の奥宮が鎮座する男体山への登山口ともなっている。境内には宿坊のような施設もある。
社殿等の建物は,とても立派なものだった。
参拝客が多かったので,参拝客が途切れるタイミングを狙って写真を撮った。
本殿脇奥に登山口となっている登拝門があり,そこから先は階段となっている。体力的にも時間的にも無理なので,この登拝門から遥拝して終わりということにした。夜の間に登山したのだろうか,その場所で下山中の数名の男性と出逢った。
境内には宝物館があり,刀剣類や男体山遺跡から出土した出土物などが展示されている。とても勉強になった。
出土した鉄鐸を模したものという鉄鐸を販売していたので,お守り代わりに購入した。
鉄鐸は,諏訪神社のものが有名であり,ユーラシア大陸の極東部に分布する部族のシャーマン等が祭祀に使用するものと酷似していることから,縄文文化と関係するものではないかとする考え方があり,私もそのように考えてみた時期がある。しかし,これまでの日本国内の出土状況を見ると,古墳時代においては九州~畿内~名古屋周辺にかけてかなり多数出土しているようなので,むしろ,朝廷と関係の深いものとして理解するほうが妥当なのではないかと考えるようになった。ユーラシア大陸の極東部に分布する部族のシャーマン等が祭祀に使用する鉄鐸は,意外と,阿倍比羅夫の時代頃以降にその文化が伝播・北上して今日に至っているものかもしれないとも考えられる。

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正面の鳥居


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神門


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神門付近から見た中禅寺湖


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由緒書


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拝殿前の階段


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手水


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拝殿


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本殿


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登拝門前の鳥居


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登拝門


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登拝門奥の登山道


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さざれ石


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境内社(山霊宮)の鳥居


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境内社(山霊宮)の社殿


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神木


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神楽殿


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境内社(中宮祠稲荷神社)の参道と鳥居


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境内社(中宮祠稲荷神社)の社殿


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正面鳥居脇にある水神


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東側参道の鳥居


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東側参道にある牛石


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牛石の説明板


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社務所


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宝物館


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宝物館の説明板


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境内付近から見える中禅寺湖



 下野國一之宮 日光二荒山神社
 http://www.futarasan.jp/index.shtml

 玄松子:二荒山神社 中宮祠
 https://genbu.net/data/simotuke/cyugu_title.htm

 早野浩二「古墳時代の鉄鐸について」
 http://www.maibun.com/DownDate/PDFdate/kiyo09/0903haya.pdf

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