塩尻市:平出遺跡(その2)

過日,平出歴史公園平出の泉とその周辺を見学した後,伊夜彦神社を参拝し,そして,平出遺跡(長野県塩尻市宗賀)を見学した。
史跡公園内の「平安時代の村」という区画には,平安時代の遺跡が復元されている。
この場所には複数の家屋が復元されているけれども,これは,一家族が居住した区画を復元したものだそうだ。現代においても地方の豪農の中にはかなり広大な住居敷地内に多数の建物を建て,親子兄弟などがその敷地内に居住している例が多数ある。そのような居住様式は,おそらく,古墳時代からあり,現代まで続いているものだろうと思われる。
そのような家族または一族の居住地を防護するために土塁や板壁などで敷地を囲うようになると,中世の館そのものになる。つまり,トポロジー的な発想の下においては,これらは全て同じ生活様式なのであり,現象形態が少し異なっていても,同じ種の変種または亜種のようなものとして理解することになる。
中国の中で同様の様式をもつ住居の例を探すと,やはり同じようなものがあり,それらの中で最も堅固な防護施設(外形は円筒状の城砦的な防壁)をもつものは,客家の集合住居ではないかと思われる。

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説明板


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平安時代の村


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復元建物


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復元建物


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復元建物

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