山形県東置賜郡川西町:下小松古墳群(その6)

過日,下小松古墳群(山形県東置賜郡川西町下小松)を見学した。とても広範囲に分布する古墳群であり,夏場で蛇や熊等の危険もあるので,古墳群中の小森谷支群と鷹待場支群にある主要な古墳に絞って見学することにした。

K7号墳の所在地付近は山の頂上付近らしく,K7号墳の北側にあるK8号墳及びK9号墳の所在地との標高差はほとんどない。北から順にK9号墳,K8号墳及びK7号墳が並んでおり,立地から推測すると,かなり高位の被葬者の墓所なのではないかと思う。
K8号墳は,1辺11.7m×11.3m,高さ1.3mの方墳とされている。所在地がはっきりしないけれども,K7号墳とK8号墳との間に塚のようなものがあったので,たぶんそれが該当するのだろうと判断した。
K9号墳(旧100号墳)は,全長23.3m,後円部直径16.7m・後円部高さ2.8m,前方部幅6.1mの前方後円墳とされている。墳丘の前方部上に標柱がある。前方部は北の方を向いているので,その左手(南側)が後円部になる。

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K8号墳所在地付近


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K9号墳の標柱


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K9号墳の所在地付近


K9号墳付近に分岐点であることを示す標識があり,そのまま北の方に進むと鷹待場支群の方に至ることができ,東方に右折すると,尾根道を通り,斜面を下ってK36号墳所在地付近に至ることができる。右折することにした。


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分岐点を示す標識


少し進むと馬の背のような狭い尾根上を通る道となる。その尾根上にK14号墳,K15号墳及びK16号墳が並んでいるはずなのだが,よくわからなかった。現時点では墳丘がほとんどないのではないかと思う。標柱もない。


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尾根道(K14号墳所在地付近?)


その先(南東側)を下ると,文字がかすれて判読できない標柱がある。たぶん,K28号墳だろうと思う。K28号墳は,直径11.0×11.8m,高さ2.0mの円墳とされているが,現況は,長楕円形または台形のようにも見える。
k28号墳の所在地と思われる場所のすぐ南東側に円墳のようなものがある。たぶん,これがK29号墳(旧75号墳)の後円部なのだろうと判断した。K29号墳は,全長21.5m,後円部直径13.0m・後円部高さ2.8m,前方部幅7.8mの前方後円墳とされている。K29号墳の前方部は,もともとわかりにくい形状をしている。

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北東の方から見たK28号墳所在地付近


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南東の方から見たK29号墳所在地付近


そのあたりからはK36号墳等が見える。ちょっとだけ下ると,その場所に至る。ここから下小松古墳群の入口付近に戻った上で,別のコースから鷹待場支群の方に登ってみることにした。


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北西の方から見たK36号墳所在地付近

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