山形県東置賜郡川西町:下小松古墳群(その4)

過日,下小松古墳群(山形県東置賜郡川西町下小松)を見学した。とても広範囲に分布する古墳群であり,夏場で蛇や熊等の危険もあるので,古墳群中の小森谷支群と鷹待場支群にある主要な古墳に絞って見学することにした。

K31号墳の前を通ってK59号墳前の四方に分岐する交差点のような場所まで戻り,次に,南西側の方に分岐する道を歩いてみた。

南西~南の方向に向かって山道を少し歩くと,すぐにK60号墳の標柱があった。
K60号墳は,直径13.7m×14.0m,高さ2.2mの円墳とされている。

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西の方から見たK60号墳
(左手奥はK61号墳)


K60号墳を左手(南側)に見ながら小路を進むと,K61号墳(旧53号墳)があった。K61号墳の標柱は存在するが,倒れた状態となっていた。
K61号墳は,全長22.5m,後円部直径14.3m・後円部高さ2.6m,前方部幅6.9mの前方後円墳とされている。


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K61号墳の標柱


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西の方から見たK61号墳


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南西の方から見たK61号墳の後円部


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K61号墳の後円部付近から見た前方部


K61号墳の前を通り,更に南~南西の方向に歩いた。標柱は存在しないが,K68号墳(旧40号墳)の所在地付近にそれらしい墳丘のようなものがあった。K68号墳だろうと思う。
K68号墳は,全長21.9m,後円部直径14.0m・後円部高さ0.4m,くびれ部幅3.3m,前方部幅5m・後円部高さ0.2mの前方後円墳とされている。
K68号墳の周囲(西側~南側の斜面)には多数の古墳が所在していることになっている。しかし,小路が途中で途切れており,その先は低木が繁っているため,それ以上進むことは断念した。

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K68号墳の後円部


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K68号墳の後円部付近から見た前方部


K68号墳の北側にはK62号墳がある。K62号墳は,1辺12.5m×12.3m,高さ1.5mの円墳とされている。


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南の方から見たK62号墳


ここまで記事を書いたところで,他の古墳の写真等もながめながら,関連資料をもう一度精読してみた。当初予想して作成しておいた分布図には誤解して記載した部分と,後の発掘調査結果によりそもそも基本情報が修正されている部分があることに気づいた。そこで,改めて分布図を作成してみた。


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修正された古墳分布図(私製)

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