山形県東置賜郡川西町:下小松古墳群(その2)

過日,下小松古墳群(山形県東置賜郡川西町下小松)を見学した。とても広範囲に分布する古墳群であり,夏場で蛇や熊等の危険もあるので,古墳群中の小森谷支群と鷹待場支群にある主要な古墳に絞って見学することにした。

遊歩道となっている山道を登り,四阿のあるあたりでいったん右手(北東側)の方の小路を少し登ってK50号墳を見学した後,その小路を下って元の四阿のあるあたりまで戻り,遊歩道を道なりに歩いた。しばらく歩くと,K59号墳と記された標識のある古墳の前に出る。K59号墳は,直径9.3m×9.5m,高さ2.5mの円墳とされている。
K59号墳のある場所は,四方に分岐する交差点のような場所であり,それぞれの方向を示す標識が立てられている。
K59号墳の右手(北東側)にはK33号墳と記された標識のある小さな古墳がある。K33号墳は,直径5.5m×5.6m,高さ0.7mの円墳とされている。
そちらの方向(東側)に進むと,下小松古墳群の古墳中で最も代表的な前方後円墳とされているK36号墳がある。そちらの方向に進むことにした。

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遊歩道


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K59号墳


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K33号墳


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K36号墳の方向を示す標識


K36号墳の手前(西側)にはK34号墳(旧63号墳)がある。K34号墳は,全長21.7m,後円部直径13.5m,後円部高さ2.5m,前方部幅6.3mの前方後円墳とされている。
K34号墳の北東にK35号墳(旧77号墳)がある。K35号墳は,直径6.7m×7.3m,高さ0.6mの円墳とされているが,現地の標識には「方墳」と記されている。


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西の方から見たK34号墳


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西の方から見たK35号墳


K35号墳の南東にK36号墳(旧61号墳)がある。K36号墳の前(北側)には堅牢な標識(付番は旧番号)が立てられている。墳丘上に登って見学しても大丈夫なように芝をはりつけてあるとのことなのだが,気象条件の関係かどうか,状態が良くないように見えた。墳丘の形状それ自体としては,とても美しいと思う。
K36号墳は,全長25.5m,後円部直径15.0m・後円部高さ2m,前方部幅9m・前方部高さ1.4mの前方後円墳とされている。太刀,鉄鏃,刀子等が出土しているので,武人の墓所なのだろうと思う。


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北の方から見たK36号墳


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南西の方から見たK36号墳


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北東の方から見たK36号墳の後円部


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K36号墳の前方部端付近


K36号墳の東にK37号墳(旧64号墳)がある。K37号墳は,直径7.5m・高さ1.2mの円墳とされている。


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K37号墳

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