真岡市:小林大塚古墳

過日,小林大塚古墳(栃木県真岡市小林)を見学した。古墳の近隣に公共駐車場がないため,真岡市総合運動公園の駐車場にクルマを停め,そこから先は徒歩で往復。
小林大塚古墳は,芳賀山前郵便局の南東約200mのところにある円墳。真岡市史編さん委員会編『真岡市史 第1巻 考古資料編』(昭和59年)の346頁によれば,耕作や宅地化のために方形になっており,変形が著しく,現状で東西約23m・高さ約3mを計るけれども,築造時には直径30m・高さ4mほどの規模だったと推定されるとのこと。
小林大塚古墳の北東側は水田となっており,農道から墳丘を観ることができるがそちら側からの登り口はない。墳丘の南西側にある有限会社司翅建設・一級建築士事務所という看板のあるお宅の敷地の一部なのではないかと考え,その御宅を訪問しようかどうか思案しながら歩いていたところ,たまたまその御宅からできてた来客があり,その方に挨拶して雑談したところ,その御宅まで案内してもらえることになった。その御宅を訪問し,挨拶してお願いしたところ,わざわざ御主人が先導して墳丘を見せてもらえることになった。まことにありがたいことだと思う。
墳丘上には祠と石碑がある。この石碑は,東日本大震災の時には墳丘の裾まで転げ落ちてしまったのだそうだが,隣屋の屋根の修繕の際,クレーンで墳丘上に持ち上げてもらったとのことで,その他の部分を含め,震災前の状態に復旧している。この石碑には寛文元年の日付があり,どうやら供養塔のようだ。
墳丘の上では,古墳周辺の過去の様子や近隣の遺跡のことなどについて懇切に御教示を受けた。この古墳は,地元では一里塚と呼ばれているらしい。古墳敷地の土地所有者は別にいるけれども,依頼を受けて管理しているとのこと。

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北東の方から見た様子


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北西の方から見た様子


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南西の方から見た墳頂付近


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古墳付近から見える景色

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