栃木県芳賀郡益子町:荒久台古墳群6号墳

2020年3月初旬と2020年4月初旬(緊急宣言発令前)の2回にわたり,荒久台古墳群(栃木県芳賀郡益子町大字益子)を見学した。
荒久台古墳群は,天王塚古墳と呼ばれる1基の前方後円墳(1号墳)と17基の円墳(2号墳~18号墳)によって構成されている。益子町史編さん委員会編『益子町史第1巻 考古資料編』(昭和62年)の435~493頁の記述に従い,現存古墳を見学した。

益子参考館の登窯の上(北側~北東側)に荒久台2号墳~6号墳が所在する山林がある。古い地図によれば山道のようなものがあることになっており,実際にその一部が現在でも山道として使われている。現在でも使われているかどうかわからないけれども山道の名残りのような地形がある。この山道の名残りのような地形は,北西端及び北東端共に民家敷地となって途切れている。2号墳と3号墳の所在地付近から山林の中を通って北上するとすぐに天王塚古墳(1号墳)前の道路に出る。

荒久台6号墳は,荒久台7号墳の北の方にほぼ隣接して所在し,直径6m・高さ約0.5mの円墳とされている。『益子町史第1巻 考古資料編』の436頁によれば,「墳丘の東側が削られている」とのことで,該当するような地形を探してみたところ,一応それらしきものがあった。東~南東の方から見ると高さが1m以上あるように見えるけれども,墳丘東側の土地が掘削され,元の地面よりも低くされているためにそのように見えるのではないかと判断した。ただし,その周辺は,土取りなどによって地形がだいぶ改変されている可能性が非常に高いので,私が観たものが6号墳であるか否かは,確実ではない。

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斜面上部の林縁付近


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東の方から見た様子


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南東の方から見た様子


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北の方から見た様子

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