またタヌキと出逢った

昨年,散策中にタヌキとばったり出逢ったことがある。
本日,野草観察のためにつくばの里向陽台公園(茨城県龍ケ崎市向陽台)を散策中,またタヌキと出逢った。
散策路の分岐点から右の方に折れちょっとだけ進んだら,池のほとりに出た。そこに何か動物がいた。獣道から出てきたばかりのようで,はちあわせのような状態だったのだろう。「野良犬かな?」と思ったのだけれど,やはりタヌキのようだ。ズームで写真を撮った。
このタヌキは,目の脇のあたりに皮膚病があるように見える。ヒゼンダニによる疥癬病かもしれない。「ここから先はダメ」というお告げのようなものだと勝手に解釈してその場所から戻り,分岐点のところから左の方に行ってみると稲荷神社(幸田稲荷大明神)があって行きどまりになっていたので,その稲荷神社を参拝し,分岐点から元の道を戻って駐車場のある方向に向かって歩いた。
すると,またタヌキがいた。さっき出逢ったタヌキとは別のタヌキかもしれないのだが,たぶん同じタヌキだろうと思う。こちらを振り向いたので写真を撮ったら,脇の方に逃げ去った。
いずれにしても,この公園の叢内にはヒゼンダニに感染している動物がいる可能性があるので,叢の中に入ることは危険だと判断した。ヒゼンダニは,人間に寄生するダニの一種なのだけれども,タヌキなどの動物にも感染する。ヒゼンダニは,寄生宿主の動物(人間)から離れて生きることはできない。だから,動物に触れなければ良いのだが,どこに野生の小動物が隠れているかわからないので,見通しの良い遊歩道だけを散策するのが無難。野生動物には絶対に触れてはならない。ペットの犬にも感染する可能性がないとは言えないし,ヒゼンダニとは別のダニの仲間がペットに寄生して病害を与えることがあるので,こういう場所でペットの犬の散歩をさせることはやめたほうが良い。

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分岐点から右に折れた先の池のほとりにいたタヌキ


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幸田稲荷大明神


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由緒書


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帰路にいたタヌキ



[追記:2020年4月17日]

幸田稲荷大明神について調べてみた。
竜ケ崎市史編さん委員会編『龍ヶ崎市史 原始古代資料編』(平成7年)の89頁によれば,幸田稲荷大明神は,元は稲荷峰古墳(茨城県竜ケ崎市大塚町稲荷峰)の上に祭られていたようだ。同書同頁によれば,この稲荷峰古墳は,1辺11m・高さ1.5mの方墳状の塚であり,近世以降のものとのこと。
稲荷峰古墳は,つくばの里工業団地の造成・開発に伴い,隠滅した。そのため,現在の所在地に遷座することになったという結論になる。

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