桐生市:中塚古墳

過日,中塚古墳(群馬県桐生市新里町新川)を見学した。中塚古墳は,新里村8号古墳とも呼ばれ,1辺の長さ約40mの方墳とされており,横穴式石室がある。古くから開口していたとのことで,もしかすると,この地を支配していた有力氏族が他所へ移動した際,石室内に蔵置されていた遺骨や先祖代々の家宝等を取り出して新たな領地の墓所へ移動させたものかもしれないと思う。現代においても,他所に墓所を求めるときは,遺骨や骨壺を元の墓所から取り出して移動させるので,古代においてもきっと同じだったのだろうと考える。
中塚古墳の墳頂には小さな祠がある。
中塚古墳の西側には中塚霊園が隣接している。周辺地域には武井古墳群(新里村古墳群)及び新川古墳群と呼ばれる古墳群があり,群馬県高崎市山名町の山上碑にある新川臣と関係する人々の墓所だろうと推定されている。私もそうだろうと思う。中世の新田氏のルーツ及び山名氏等の有力な諸武将のルーツがかなり古いものだったということを示している。そもそも朝廷の命によりそれぞれの地に屯田した武人を祖先とするのではないかと思う。

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古墳入口付近


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説明板


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石室開口部付近


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石室内


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墳頂付近


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北の方から見た墳丘



 桐生市:中塚古墳
 http://www.city.kiryu.lg.jp/kankou/bunkazai/1010700/kenshitei/1001959.html

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