埼玉県児玉郡美里町:勝丸稲荷神社と古墳

過日,勝丸稲荷神社(埼玉県児玉郡美里町根木)を参拝した。「勝丸」との名は,天正18年(1590年)に稲荷明神の社殿を再興した猪俣氏の旗下・勝丸仁左衛門に由来するとのこと。現在勝丸稲荷神社のある場所は,元は愛宕山と呼ばれ,愛宕神社を祀っていたけれども,明治40年に勝丸稲荷神社・二柱神社・八坂神社・菅原神社の4社を合祀し,以後,神社の名が「勝丸稲荷神社」と改められたらしい。
このような合祀の結果,勝丸稲荷神社の祭神は,軻遇突知命・倉稲魂命・瓊々杵命・木花咲耶姫命・須佐能男命・菅原道真公となっている。境内tには,石を積み上げて御嶽大神・三笠山大神・八海山大神を祀る富士山のような塚がある。
勝丸稲荷神社の基壇部は,勝丸稲荷神社古墳と呼ばれる直径約30mの円墳とされている。この円墳は,現時点では5世紀に築造されたものと考えられているようだ。そのとおりだとすれば,朝廷の命により美里町周辺の屯田が本格化した時期の支配層に属する者の墓所ということになるのだろう。

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鳥居


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拝殿


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御嶽大神・三笠山大神・八海山大神を祀る塚


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由緒書


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南東の方から見た様子


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南西の方から見た様子


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北東の方から見た様子



 古墳研究室:志渡川流域 美里町3
 http://yoshida-kofun.in.coocan.jp/saimisat3.htm

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