埼玉県児玉郡神川町:青柳古墳群南塚原支群

過日,青柳古墳群南塚原支群のある場所(埼玉県児玉郡神川町新里)を訪問し,同支群に属する古墳の一部を見学した。
大塚稲荷古墳(南塚原1号墳)の前に説明板があり,その説明板の中に古墳の配置図が示されている。現況では墳丘のないものを含めると,古代においては,この地域一帯がほぼ全域において墓域だったということを知ることができる。
この古墳群は低地あるので水害のリスクもあると想像されるのだが,人口増加の結果として生じた現象ではないかと思う。この点は,現代の低地に所在している大都市や住宅地と同じだと言える。国家秩序が乱れ,統一的な治水行政ができなくなると,たちまち物理的に崩壊する。それゆえ,日本国の刑法においても,治水や水利を危険に晒すような行為に対し,重罰でもって対処している。

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青柳古墳群南塚原支群の説明板


大塚稲荷古墳(南塚原1号墳)は,青柳古墳群南塚原支群の古墳の中でも最も充実した古墳であり,3段築成で直径約40mの円墳とされている。墳丘には稲荷神社がある。かなり荒れていて朽廃寸前の状態だったけれども,敬意を表するため,参拝した。

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北の方から見た様子


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北西の方から見た様子


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南西の方から見た様子


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稲荷神社


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手水


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北東の方から見た様子


順序は前後するけれども,大塚稲荷古墳(南塚原1号墳)の近くにある古墳を見学して回った。道路から見える範囲内で見るだけとし,墳丘には登らなかった。
南塚原9号墳は,長さ約24.5mの前方後円墳とされている。南塚原42号墳は,直径約12mの円墳とされている。南塚原12号墳は,直径約17mの円墳とされている。南塚原13号墳は,直径約18mの円墳とされている。南塚原14号墳は,直径約10mの円墳とされているが,かなり掘削されてしまっているように見えた。南塚原15号墳は,直径約10mの円墳とされているが,その所在地は笹薮で濃密に覆われており,現況を確認することが不可能な状態だった。南塚原16号墳は,直径約10mの円墳とされている。

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南塚原9号墳


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南塚原42号墳


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南塚原12号墳


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南塚原13号墳


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南塚原14号墳
(背後の笹薮のある場所が南塚原15号墳所在地)


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南塚原16号墳



 ぺんの古墳探訪記:南塚原16号墳-36号墳-48号墳-52号墳-53号墳-55号墳-58号墳
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