坂東市:矢作向地古墳

過日,矢作向地古墳(茨城県坂東市矢作)を見学した。矢作向地古墳は,矢作木戸古墳群のある台地の北西にある別の舌状台地の突端部西端付近にある。2つの台地の間を矢作川に沿って南北に走る道の坂を登り,台地斜面の森から畑になる少し前のところから西に入る小路があり,ちょっと進むと「埋蔵文化財・矢作古墳群」と書かれた標識が立てられている。
そこを更に奥に進むと参道のようになっていて,一の鳥居がある。一の鳥居の両側には,「冨山宗家祭祠之内 熱田社」と記された石碑と「冨山宗家祭祠之内 浅間社」と記された石碑がある。要するに,冨山宗家の氏神としての熱田社と浅間社という趣旨と思われる。その一の鳥居の奥に二の鳥居と塚があり,塚の上に2つの神社がある。
神社の基壇部となっている古墳は,矢作向地古墳と呼ばれ,直径約10m・高さ約1.5mの円墳とされている。かつては周溝が存在したとのことなのだが,よく見るとそれらしい痕跡があるような感じもする。
それらの神社が特定の家のための氏神であっても,こうして拝見する以上,敬意を表する趣旨で参拝した。
熱田神社の社殿は比較的古い石造りのものだったのに対し,浅間神社の社殿は比較的新しい石造りのものとなっていた。丁寧に維持管理されているのだと思う。このほか猿田彦大神等があった。
浅間神社の社殿には,冨山宗家第43代の方の名が記されていた。43代以上も続いているとなるとかなり古い家系であり,名家の1つということになる。由緒を示す石碑もあった。信じない人がいるかもしれないけれども,私は,事実をそのまま記しているのだと思う。

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入口付近


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矢作古墳群であることを示す標識


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参道と一の鳥居


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二の鳥居と社殿


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墳丘上の様子


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非常に古い石塔など


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斜め前から見た墳丘


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由緒を示す石碑


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猿田彦大神


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境内社


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古墳のある森

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