リンドウ

昨日,山を散策していたら,リンドウ(Gentiana scabra var. buergeri)が開花しているのをみつけた。茎が伸びて地を這うようにしていたものがあったので,ツルリンドウ(Tripterospermum iaponicum)かとも思ったけれども,葉柄がないので,ツルリンドウではなくリンドウだろうと思う。ますます秋が深まり,冬に入りつつあることを感じる。
リンドウは,薬草(本草)である「龍膽(竜胆)」の原料として古代の中国から輸入され,更に江戸時代の徳川吉宗の時代以降にも輸入され,栽培され,また,山野に植栽されたものの子孫であり,野生植物ではないと思われる。

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現在,花屋などで売られている「リンドウ」は,もっと花の色が濃くて花数が多く,茎もしっかりと直立している大型のものが普通なのだが,それらは,ミヤマリンドウ(Gentiana nipponica)を改良した園芸品種なので,リンドウ(Gentiana scabra var. buergeri)とは異なる。

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