石岡市:茨城古墳

過日,茨城古墳(茨城県石岡市茨城)を見学した。茨城古墳は,直径約42mの円墳とされており,住宅街の中の公園(ばらき台第2公園)の中に保存されている。公園の敷地をはみ出している部分(主として道路敷地部分)は,掘削され,コンクリートの擁壁で固められているけれども,全体としては良好な状態で保存されているように思う。茨城古墳の墳頂付近には小さな祠がある。
茨城古墳の所在地近くには愛宕神社古墳や茨城廃寺の遺跡等もあり,国府のあった石岡市と舟塚山古墳府中愛宕山古墳等のある高浜との間の街道筋にあり,この街道は,現在の茨城県道118号線(石岡田伏土浦線)の一部になっている。

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ばらき台第2公園


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南西側から見た茨城古墳


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北西側から見た茨城古墳


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北東側から見た茨城古墳


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南西側から見た墳頂付近


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南東側から見た墳頂付近


茨城古墳の北西約100mのところに石岡茨城簡易郵便局等の駐車場があり,県道118をはさんだ向かい側に「茨城」という地名の由来を記した説明板がある。その記載内容は,概ね通説に従う内容だと判断できる。しかし,現時点で地名の由来を確定することは非常に困難なのではないかと思う。最近,茨城県の「茨城」,大阪府茨木市の「茨木」,奈良県葛城市の「葛城」は,基本的には全部同じ事柄を意味するものではないかと考えるようになってきた。古代の那珂郡と葛城氏とは無縁ではないように思う。葛城氏の軍と謀略をもって先住者(佐伯)を平定したとの故事が変形して風土記に記載された可能性があるのではなかろうか。「佐伯」は「先来」であり得る。

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茨城の地名に関する説明板

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