沼田市:奈良古墳群

過日,奈良古墳群(群馬県沼田市奈良町)を見学した。かつてはもっと多数の古墳が存在したらしいのだが,それでも現況で10基以上の古墳がまとまって保存されており,極めて貴重な古墳群だと思う。
奈良古墳群は,沼田市北部にある標高の高い山地斜面の台地状の場所にある。奈良古墳群周辺の畑地では,コンニャクを栽培しているところと生食用の高級ブドウを栽培しているところが多いが,田となっている場所もある。古墳群のある台地の南側崖下は,鋭角の谷になっており,利根川の支流である薄根川が流れている。
奈良古墳群の南西隅に駐車スペースと説明板があるので,そこにクルマを停め,かつて段々畑のようなところだった古墳群内の古墳を観て回った。段々畑の石垣に用いられている石材の中には,現在では湮滅してしまった古墳の石材を使用している部分があるのではないかと思う。また,段々畑を仕切っている段の一部として古墳が組み込まれてしまっているような場所もあった。この地の入植者が古墳というものをどのように理解していたのかを知る上でも非常に興味深いものだと思った。

IMG_9754.JPG
関越自動車道下り線赤城高原SAの展望台から見える沼田市方面の様子


IMG_9834.JPG
古墳群入口付近


IMG_9760.JPG
説明板


IMG_9770.JPG
1号墳


IMG_9773.JPG
1号墳の北西のところにある古墳


IMG_9778.JPG
北側から見た古墳群


IMG_9762.JPG
2号墳


IMG_9821.JPG
3号墳


IMG_9814.JPG
4号墳


IMG_9833.JPG
5号墳


IMG_9812.JPG
6号墳


IMG_9799.JPG
7号墳


IMG_9800.JPG
8号墳


IMG_9791.JPG
9号墳


IMG_9781.JPG
10号墳


IMG_9786.JPG
11号墳


IMG_9766.JPG
16号墳


IMG_9832.JPG
古墳群南側の様子


私が奈良古墳群を訪問した時には,ちょうど古墳群全体の除草作業を終えたばかりのような状況となっていたのだが,辛くも除草を免れたマルバルコウソウ(Ipomoea coccinea)が花を咲かせていた。マルバルコウソウは,帰化植物の一種で,低地であればどこでも見られる植物の1つなのだが,このような低温の高地でも繁茂していることを知った。

IMG_9787.JPG



 沼田市:奈良古墳群出土品
 http://www.city.numata.gunma.jp/kyouiku/bunkazai/ichiran/shi/1000864.html

この記事へのコメント