坂東市鵠戸:香取神社と香取塚古墳

過日,香取神社(茨城県坂東市鵠戸・旧岩井市鵠戸字香取)を参拝し,同社の本殿の基壇部となっている古墳を拝見してきた。香取神社の祭神は,経津主神。この古墳は,香取塚古墳と呼ばれている。
『岩井市史 考古編』(平成11年)の321~323頁によれば,香取塚古墳は,直径約30m・高さ約4mの円墳とされ,その南西部約4分の1の部分が削平されて香取神社の拝殿があり,残存部分の墳丘の北西部分の上部が一部掘削され,その上に本殿が建てられている。香取塚古墳は,鵠戸の台地の縁にあり,その南西側の段丘崖下の低地は田となっており,田の中を鵠戸川が流れている。
坂東市岩井公民科の駐車場にクルマを停め,そこから徒歩で現地に向かった。神社に到着してみると,休憩中と思われる某社配達員が拝殿正面の賽銭箱脇に腰かけスマホをやっていた。ちょっとだけ挨拶し,拝殿前では簡単に参拝を済ませた後,拝殿左側に回り,本殿に向かってちゃんと参拝した。結局,その郵便局員は,終始同じ場所に腰かけたままスマホをいじり続けていたので,写真の中にその姿とバイクが写り込むことを避けるため,香取神社の拝殿の写真を撮ることは断念した。

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神社入口付近


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本殿


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北西側の墳丘残存部分


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東側の墳丘残存部分


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境内内の石仏


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神社西側の段丘下を流れる水路


香取神社の南側隣地には鵠戸遺跡(山中後遺跡)がある。標石があるところは湾入した部分なのだが,この部分は,古代においては船着場のようなところだったのではないかと想像される。この遺跡からは縄文式土器と石器が発掘されている。

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遺跡であることを示す標石


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遺跡の中心的部分

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