足利公園古墳群

足利公園古墳群(栃木県足利市緑町)を見学してきた。立派に整備された古墳公園であり,駐車場からは眼下を一望にできる。この場所は,下野(下毛)の西端の地を支配した者がその支配地を見渡す場所であり,権威を示す場所であり,そして,軍事的・政治的・宗教的に非常に大きな重要性をもった場所だったのだろうと思う。

足利公園古墳群
両野(両毛)の自然境界であった渡良瀬川


足利公園古墳群
公園案内図


足利公園古墳群
説明板


足利公園古墳群
2号墳


足利公園古墳群
5号墳


3号墳は,この古墳群の政治上・軍事上の性格を推測する上で非常に重要なものではないかと思った。全面に葺石(チャート)があったということなので,外見上の印象としては,暗い茶褐色の鎧で覆われた墳墓だったのだと考えられる。正確ではないが,その前方部は,群馬県の藤岡市~深谷市あたりの方向を向いている。

足利公園古墳群
3号墳の説明板


足利公園古墳群
3号墳後円部


足利公園古墳群
3号墳後円部から見た前方部


古墳公園内には,他にも大小の古墳とその痕跡らしきものが多数あった。

足利公園古墳群
12号墳


古墳公園内を散策している間に,3号墳の墳丘上などでネジバナの花が咲いているのを見つけた。ネジバナは,このような明るい芝生の生えている場所を好む。

Spiranthes sinensis

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