茨城県結城郡八千代町:香取神社

過日,香取神社(茨城県結城郡八千代町仁江戸)を参拝してきた。この神社の祭神は,経津主神。そして,この神社の基壇部分は,全長約70メートルの前方後円墳となっている。この地域とその周辺には,かつて多数の古墳が存在したようだ(茨城県常総工事事務所・公益財団法人茨城県教育財団「仁江戸古墳群:主要地方道つくば古河線歩道新設事業地内埋蔵文化財調査報告書」(平成28年3月)参照)。現存するものはとても貴重だ。

香取神社
鳥居


香取神社
狛犬


香取神社
拝殿前の鳥居


香取神社
古墳全景


香取神社
拝殿


香取神社
本殿


現在,この古墳は,全体として樹木に覆われており,外からはそれが古墳であるということを知ることができない。しかし,この古墳は,台地の縁の部分に築造されており,築造当時,その台地の下は霞ケ浦と似たような光景だったと推定されるから,もしこの古墳に樹木が存在しなかったとすれば,かなり遠くまで見渡せただろうと想像する。

香取神社
香取神社を包み隠している木々


[追記:2019年7月7日]

筑波大学歴史・人類学系「古墳測量調査報告書I-茨城南部古代地域史研究-」(1991)の中にこの古墳の測量図が収録されている。その図によると,古墳の前方部は,社殿の背後の方にあり,やや東に傾いて北を向いている。その方向には宇都宮市がある。

仁江戸古墳群に関する報告書としては,八千代町教育委員会「八千代町埋蔵文化財調査報告書9 仁江戸7号墳-茨城県結城郡八千代町所在の仁江戸古墳群7号墳の調査-」(2002)もある。

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