群馬県埋蔵文化財調査センター発掘情報館

三津屋古墳を見学した後,他の古墳などを見て回り,そして,最後に群馬県埋蔵文化財調査センター発掘情報館(群馬県渋川市北橘町下箱田)を見学した。今回の最終目的地なのだが,どうにか開館時間内に到着することができた。この施設には,金井東裏遺跡で発掘された発掘品またはそのレプリカ等が展示されている。

群馬県埋蔵文化財調査センター発掘情報館
群馬県埋蔵文化財調査センター発掘情報館


実物にしろレプリカにしろ,写真ではわからない大きさ感を実感することができる。素晴らしいことだと思う。

金井東裏遺跡祭祀遺構出土品
金井東裏遺跡祭祀遺構出土品


金井東裏遺跡出土の甲と人骨のレプリカ
金井東裏遺跡出土の甲と人骨のレプリカ


いろいろと見て回っている間に,高崎市吉井町の多胡古墳群にある神保下條2号墳の復元模型があるのを見つけた。これで納得した。

神保下條2号墳の復元模型
神保下條2号墳の復元模型


2日間の強行軍ではあったけれども,非常に充実した旅だった。


  公益財団法人 群馬県埋蔵文化財調査事業団
  http://www.gunmaibun.org/index.php

(追記)

この神保下條2号墳のように,墳丘の上部が平坦または扁平になっている墳墓は,饅頭型円墳とは少し異なるものように思う。饅頭型のものは,古代の鮮卑族の墳墓として理解されている中国東北部にある古墳にも多く見られる。扁平のものは,葺石のない土だけで構築され,横穴式石室をもたない竪穴式のものを含め,結構古い時代のものがある。森将軍塚古墳の後円部もそのようなものに属すると考えることは可能だろう。そのような上部が扁平なものは,身分の高い人の墓であることを示すものではないかと想像されるので,それなりの名称が適切だろうとは思うが,とりあえず,伏桶型円墳とでも呼んで,饅頭型の円墳と区別したほうが良いのではないかと思う。

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