キキョウが開花

キキョウ(Platycodon grandiflorus)が開花した。生薬として古代の中国から渡来したのがはじまりの帰化植物に間違いない。秋の七草に入れられることもあるけれども,旧暦によっても夏に開花する植物で,秋の草ではない。古典解釈論の中にはかなり多数の誤りがあり,客観的なデータに基づく全面的な見直しが求められている。

Platycodon grandiflorus
桔梗



この記事へのコメント

2015年07月12日 05:25
電脳中年Aさん

キキョウ(Platycodon grandiflorus)と言われますが私が山野で見てきた印象では1タイプではないですね・・・
大まかに3タイプある気がいたします。ここで仮にA・B・Cとしましょう。

開花期が全く違いA・Bタイプは条件が揃えばいつでも開花しAタイプは葉が大きく輪生し草茎は緑に近くBタイプは輪生で上に行くにしたがって対生の葉で枝分かれが顕著になっていきます。
両者とも全草の高さは1m前後になりますが茎の太さが太くならない特徴があります(4mm前後)
開花後・花は大きく開閉するのがA・Bタイプの特徴であり殆どの流通品はこのA・Bタイプの物となります。

cタイプは葉が非常に小葉で輪生の葉が草体上まで続き「ツリガネニンジンの種(Adenophora triphylla)」と同じ様な葉の付き方をし、草茎は太く太い部分では(8mm前後)となり暗褐色、このcは(8月以降にしか開花しません)

成長過程で言いますとA・Bは成長過程の中盤以降から開花が始まりcは草体が完成後開花となります、それが開花期の差異となると私はおもっております。

このA・Bタイプが山野に多くあるのはある 一時点で園芸品種が野生化したのでしょう・・・開けた場所、あぜ道、山道の脇などに多く見られます。

cタイプが最も少なく(非常に個体数は少ないです)閉鎖された山野の奥の開けた場所でしか私は見たことがありません、大抵の方はcタイプを開花前に「キキョウ」だと認識できないでしょう。それほどゴツイ容姿です

他のサイトでcタイプの物がありましたので:http://akiyoshidai2.sakura.ne.jp/kikyou.htm
葉が全く異なるのでわかると思います。

どれも野生化したものだとは推測していますが・・・参考になりましたら。
2015年07月12日 08:50
緑屋さん

ありがとうございます。

私のところにあるものは江戸時代以降の交配品由来のものだろうと思っています。地植えにして地下部が充実すると丈が1.5メートルくらいまでになりますが,鉢植えでこじんまと育てると30~50センチくらいの丈でコンパクトにまとめることもできます。「つくり」によってだいぶ違うものになるものだと感心しております。

緑屋さんのおっしゃるA・Bのタイプのものは,おそらく江戸時代に清から輸入された株をもとにして交配された選抜種の子孫なのでしょう。江戸みやげに植木町から全国各地にひろまったものだろうと思います。

Cタイプのものは謎なのですが,古代に生薬(本草)として輸入されたものの子孫の可能性がありますね。

キキョウは,自分で何年も育てて植物体の特徴や蕾の特徴などがしっかりと頭に入っていると野山でも識別可能ですけど,切り花しか知らないようなレベルの人には到底無理ですね。

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