路傍のネジバナ-冬の姿

ネジバナは,冬にも葉をつける植物のようだ。庭にあるものだけではなく,自宅からバス亭に向かう途中の側溝の隙間から生えているネジバナも冬葉の状態になっていた。

Spiranthes australis
ネジバナ


一見すると,単なる雑草のようにしか見えない。だから,花が咲いている時期以外にはそれと知らずに削り取られてしまうことがあるのではないかと思う。スミレの仲間でも同じようなことがある。もし,道路端のネジバナやスミレの仲間の葉を街中の人々がしっかりと覚え,そしてそれを大事にして,抜いたり削り取ったりしなければ,きっと街中にいっぱい花が咲くことになるだろう。

野生の植物は,山野や深山幽谷に生きるものだけではない。比較的人家に近いところにだけ生える野生植物や住宅街などに主に生える野生植物はかなり多数ある。それを見分け,大事にすることもまた自然保護の一部なのではないかと思う。都市や住宅地のような人工的な環境も立派に自然の一部なのだ。



この記事へのコメント

2009年12月30日 19:17
こんばんは。
我が家のネジバナをさっそく気を付けて見てみました。
ありましたよ。
冬でも葉が枯れず頑張っていました。
来年もきっと同じ所で咲いてくれることでしょう。
本年はいろいろと有難うございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
2009年12月30日 23:01
ブルーデージーさん こんにちは。

ネジバナの冬葉を見つけられて良かったですね。^^

私の自宅では,庭のネジバナが少し増えたので,1株だけ掘り起こして5号の鉢に植えてみました(←地生ランの栽培では少し大きめな鉢を使うと効果的なようです。)。掘り起こしたネジバナを観察してみたところ,やや短くて太い根でした。たぶん,この太い根に栄養を蓄積させ,来年花を咲かせるのだろうと思います。カトレアなどでは茎が太ってバルブを形成しますが,それと同じですね。根さえしっかりしていれば,仮に冬葉が枯れてしまったとしても,春に再び芽を出し葉を展開することができるのでしょう。

来年もいっぱい花を観られるといいなと思っています。

ブルーデージーさんもどうぞよいお年を。^^

この記事へのトラックバック