アイビーゼラニウム

欧州の都市では,窓の外などにハンギングやポットなどでゼラニウムを栽培しているところが少なくない。どこに行っても見かける。今回の旅でもパリ市内のあちこちで赤いゼラニウムの花を見かけた。アイビーゼラニウムの一種(たぶん園芸品種)のようだ。

アイビーゼラニウム(Pelargonium peltatum (L.) L'Hér.)は,フウロソウ科ペラゴニウム属に属し,南アフリカ(ケープ,ナタル,トランスバール)原産の常緑つる性多年草ということだ。非常に多くの園芸品種がある。

Pelargonium peltatum


和名を「ツタバゼラニウム」と言うらしい。英名を「hanging geranium」,「ivy geranium」,「ivy-leaf pelargonium 」等と言うようで,その中で「アイビーゼラニウム(ivy geranium)」が日本での流通名にもなっている。どちらも葉の特徴がツタの葉に似ていることに由来するもののようだ。

さて,日本ではゼラニウムの鉢植えなどを見かけることは意外と少ないのだが,欧州ではどこにでも植えてある。この文化の違いがどこからくるものなのかは分からない。単なる推測としては,日本のほうがより多くの種類の植物を育てるノウハウを一般市民が持っているという点でパリっ子達よりも優位にたっているということは言えそうに思った。実際,欧州では公共の公園が発達しているので個人がお花を栽培する必要性に乏しいのと同時に,都会の中では一般人が自分で庭を持つ可能性は皆無なので(←郊外に別邸をもっているような場合は別。),そういうことも大きく影響しているのかもしれない。


 アイビーゼラニウム
 http://www.rakuten.co.jp/gardensk/430279/437988/438697/442431/

 P.peltatum(ペラルゴニウム・ペルタツム)
 http://members.ld.infoseek.co.jp/yinz/Pela/pelta.html

 アイビーゼラニウム
 http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/geranium-ivy0.htm

 Pelargonium peltatum (L.) L'Hér.
 http://www.ars-grin.gov/cgi-bin/npgs/html/taxon.pl?27135


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