ナガバアッサムヤシの花

ロンドンの王立植物園の中にあるパームハウスという温室で,ナガバアッサムヤシの花を観た。ピンクがかったクリーム色の花序が幹の途中から出ている。日本では栽培例が非常に少ないと思われ,その花を観る機会もないだろうから,たまたまその花を観ることができ,幸運だった。

ナガバアッサムヤシ(Wallichia densiflora Mart.)は,ヤシ科ウォーリッキア属に属し,中国(雲南),ミャンマー,ブータン,バングラディシュ,インドなどの標高1600メートル以上のところに生育する低木ということだ。

Wallichia densiflora


Wallichia densiflora


Wallichia densiflora


英名を「Wallich‘s Dwarf Fishtail Palm(ウォーリックの小柄で魚の尾のようなヤシ)」または「Wallich Palm(ウォーリックのヤシ)」と言うらしい。名の由来となっている「Wallich」とは,デンマーク人の薬学者で植物学者でもあったナタン・ウォーリック(Nathaniel Wallich(1786-1854))のことを指すようだ。

このヤシは,成長しても2~3メートルくらいの高さにしかならないらしい。標高の高いところに生育する特殊なヤシなので,そうなったのだろうと思う。


 Wallichia densiflora
 http://www.rarepalmseeds.com/pix/WalDen.shtml

 Wallichia densiflora
 http://www.plantapalm.com/vpe/photos/Species/wallichia_densiflora.htm

 Dr. Nathaniel Wallich (1786-1854)
 http://www.plantexplorers.com/explorers/biographies/wallich/nathaniel-wallich.html

 Royal Botanic Gardens, Kew
 http://www.rbgkew.org.uk/


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