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zoom RSS ササリンドウ(Gentiana scabra var.buergeri)

<<   作成日時 : 2015/11/08 16:50   >>

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つくば植物園の温室でササリンドウ(Gentiana scabra var.buergeri)の花が咲いているのを見てきた。リンドウの仲間は漢方薬の「龍膽(竜胆)」の原料として古い時代に古代の中国から渡来し,寺社等で栽培されてきた園芸植物の子孫と推定される。私が『源氏物語』の「藤袴」にある「蘭」の候補として考え続けている植物の1つでもある。

Gentiana scabra var.buergeri
ササリンドウ(Gentiana scabra var.buergeri)


リンドウの仲間は長い年月をかけて選抜・交配が繰り返された結果,非常に多様な形質をもつ品種が多数存在するに至ったと推定される。

この「ササリンドウ」と呼ばれるタイプのものが実は原型に近いものではないかと思う。この姿を知ると,「笹竜胆」の紋が実に写実的だということを納得することができる。現在主流の園芸品から連想すると逆に間違ってしまうことになる。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
電脳中年Aさん

私も同意見です。
源氏物語に記されている「藤袴」は「ササリンドウ」なんでしょう、ですが思うのですが、後付の解釈などが言われ続ける中、「袴」を想像していただきたい・・・・個人的にはそのまま 花を「袴」と見立てれば、花の付く位置・形状などからも「袴」そのものではないのかと思います。

また、花の「花の開閉性(日照によって花が閉じたり開いたりする性質)」に糸口があるのでしょ個人的な想像ですが・・・・はいた時(開花)開き 着脱(閉じる)そのものではないのでしょうか? やはり言葉だけでは解らないと言う事ですね^^;育ててみなければ・・・
緑屋
2015/11/09 17:58
緑屋さん

この時期ということになると竜胆しかないだろうと思いつつ,桔梗も実際に栽培しながら何年か観察を続け,結論としては桔梗の可能性よりは竜胆の可能性が高いというところまで来ました。

沙参の可能性もあります。しかし,『源氏物語』以前の時点でどんな沙参が渡来していたのか若干謎の部分があり,ヘタをすると現代において沙参として理解されている植物が『源氏物語』の時代には存在していなかった可能性もあります。更に検討中です。

多くの人々は,太古からある野生植物だと考えるから間違ってしまうんですね。大規模地殻変動や大規模気象変動の変遷を考えると,太古からそこに存在してたなどということが絶対にあり得ないものが圧倒的に多いです。特に,かつては海の底だったはずのところに何万年も前からずっと生えていたなんてことはあり得ません。

ほとんど全部渡来植物なので,その渡来時期の推定が最も大事なことだと考えています。
電脳中年A
2015/11/10 06:09

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