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zoom RSS 自宅のラン:プロステケア・マリエ(Prosthechea mariae)が開花

<<   作成日時 : 2015/09/15 06:13   >>

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Prosthechea mariaeが開花した。望月蘭園で苗を購入して育て始めてから数年経つ。やっと開花するまで育てることができた。この蘭の分類はかなり混乱している。現在のKewとRHSの正式登録属名は「Prosthechea(プロステケア)」になっている。Euchile、Encyclia、Epidendrumは異名(Synonym)の扱い。

Prosthechea mariae
Prosthechea mariae


属名が「Euchile(ユーチレ)」になったと書いてあるものもあるので,Cribbらが編集した「Genera Orchidasearum Volume 4 Epidendroideae (Part one)」(Oxford University Press)184頁を読んでみた。意訳すると、「Euchile(ユーチレ)はProsthechea(プロステケア)の姉妹のようなもので、Prosthecheaに含めることができる」と書いてある。他方で,遺伝子解析を踏まえて細々と検討した結果を示す書籍なのだが,他の頁を含め更に丁寧に読んでみると,メキシコだけに自生している植物の属名を特別な属名とすべきかどうかというあまり自然科学的ではない要素による混乱もあるようで,なかなか面倒な問題がありそうだ。

自分で考えることもできるけれども,とりあえずKeyとRHSの見解に従うことにする。英語版図鑑の更新は更に停止し続けるのがよさそうだ。

プロステケア・マリエ(Prosthechea mariae)は,メキシコだけに自生している。近縁種の自然交雑由来と考えられている。

ただ,自然交雑ではなく,人工交配品が野生種だと偽って流通したものかもしれない。洋ランの世界ではそういうものが結構たくさんある。かつてのプラントハンター達が貴族からたんまりと報酬をもらうためにあくどいことを重ねてきた可能性はある。自生地や栽培場所で近縁種を人工授粉してまわり,何年かしてから見回れば,変わったものができているかもしれない。要するに,種の捏造だ。目下,セッコク属(Dendrobium)の中にそういうものがかなり多数あるのではないかと仮説をたて,鋭意研究中。ただし,セッコク属(Dendrobium)については英国貴族のために世界を巡り歩いたプラントハンター達よりも更に相当古い時代から人工交配がかなり行われていた可能性が高いと考えている。

ところで,望月蘭園にはこれまで随分とお世話になってきた。

2015年9月20日〜27日に,つくば植物園で「つくば蘭展mini」が開催されるが,その会場で望月蘭園の販売コーナーが設けられるとのこと。

  つくば植物園
  http://www.tbg.kahaku.go.jp/

  望月蘭園
  http://www7b.biglobe.ne.jp/~mochizuki-orchids/


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プロステケア・マリエ(Prosthechea mariae)に蕾が2つつき,だいぶ膨らんできた。来週には開花するのではないだろうか。とても楽しみ。 ...続きを見る
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2016/06/17 04:50

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
電脳中年Aさん

そういえば、どこかでミニラン展のお知らせを見ました。
多分、植物園のホームページか何か…。
家の軒下には、秋咲きの花が無いので
ラン展に出かけて、久しぶりに華やいだ雰囲気を楽しむのも
良いかも知れません(*^-^*)
カッコー
2015/09/16 00:12
カッコーさん

何だか変な天気続きで秋の花の調子がよくないです。

今日は晴れそうですね・・・
電脳中年A
2015/09/20 08:13

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