怠け者の散歩道

アクセスカウンタ

zoom RSS 自宅のラン:長生蘭「都鳥」が開花

<<   作成日時 : 2015/05/15 10:13   >>

トラックバック 0 / コメント 4

都鳥」が開花した。いろいろと考えるのだけれど,要するに,Dendrobium kingianumをベースとする人工交配品にほぼ間違いないと思う。Dendrobium Speciokingianum交配からの実生選別品かもしれない。

Dendrobium cv.


Dendrobium cv.


Dendrobium cv.
都鳥

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
失礼します。いつも拝見してわからないなりに、勉強させて頂いています。
この都鳥を発見された方を知っているのですがその方は山の中で見つけられたと人づてに聞きました。その方は嘘をつかれている可能性が高いということでしょうか?
匿名希望
2015/05/15 23:35
電脳中年Aさん

遅咲きですよね「都鳥」。

結構強健な種だと思います。
緑屋
2015/05/16 05:58
匿名希望さん

江戸時代から意識的な植栽,種子の山まきなどが盛んに行われてきたと推定されます。また,園芸栽培されている石斛品種の種子が飛散し,自然界で発芽し実生として繁殖した事例は無数に存在したと推定しています。

私は都鳥発見の経緯の詳細を知りませんが,山で発見したのが事実だとしてもそれが野生種ではなく野外逸出して野生化した園芸品や山まきした種子の実生だということがかなり多くあります。実際には,「つぼ」と呼ばれる自生地の大半が山まきによる人工的な栽培場所ですので,「つぼ」から採取されたものは野生種ではなく園芸品だと推定して良いと思います。

「都鳥」はオーストラリア産のデンドロビウムの遺伝子を含む人工交配種だということにほぼ間違いないと確信しております。セッコク(Den. moniliforme)に含まれる遺伝子の自然的な組み合わせによって「都鳥」が発生することは100パーセントあり得ません。ただ,「都鳥」の交配作出が江戸時代になされたものなのか,それとも比較的最近になされたものなのか,遺伝子それ自体からはわからないので,ずっと調査し考察し続けているわけです。

一般に,基本的には,日本の高等植物の中で完全な野生種というものはあまり多くないです。古代〜今日まで2000年以上にわたり栽培されてきた数々の園芸植物が野生化したものの子孫が多いと推定されます。もし「都鳥」が本当に山の中にあったとすれば,そういう交配品の野外逸出・野生化の一例だということになるでしょう。

なお,「都鳥」とは関係なしにあくまでも一般論ですが,フラスコ内で発芽させハウスで育てた石斛苗を「山どり」と称して流通させたりオークションサイトに出品したりしている事例は数えきれないほど多数あります。そういう自称山どり品は,実はフラスコ苗だということになりますね。
電脳中年A
2015/05/16 06:05
緑屋さん

ちょっとクセのある品種ですね。やっとコツを会得しました。

肥培すると巨大化する可能性が大です。

『長生草』にある「紅雀」の実生という可能性については引き続き検討しております。「紅雀」も「金龍」や「銀龍」などと同じく唐もの石斛として中国から輸入された品種だと推定されるので,仮に江戸時代に交配がなされたとすれば,イギリス人のプラントハンターが持ち込んだ南半球の蘭を用いて南京商人や広東商人などが中国産のノビル系交配品と人工交配して作出したものとの仮説も成立しますね。清の時代の記録によれば雲南省などで人工栽培が盛んになされていたようです。

ただ,「都鳥」が『長生草』にある「紅雀」の実生だということを証明する手段が問題です。『長生草』の「紅雀」の戻り(青)がどこかでクズ扱いされている並品の中に紛れていないかと期待しつつ並品漁りをすることがあります(笑)
電脳中年A
2015/05/16 06:17

コメントする help

ニックネーム
本 文
自宅のラン:長生蘭「都鳥」が開花 怠け者の散歩道/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる