ヤマトユキザサ(ミドリユキザサ,オオバユキザサ)の開花
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作成日時 : 2010/05/01 09:45
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オオバユキザサとして苗を購入し,鉢植えにして育てていた。色々と調べてみたが,どうやらヤマトユキザサが和名の正名らしいということが判った。ミドリユキザサという異名もある。そのヤマトユキザサが開花した。庭に露地植えで栽培している普通のユキザサのほうも開花した。

ヤマトユキザサ
(Smilacina viridiflora)
ヤマトユキザサは,花だけ観ていると普通のユキザサとそんなに違わないような印象を受ける。しかし,全体の花姿や葉の形状などはかなり違っている。実際に育て,詳細に観察してみると,その相違点がよく判る。

ユキザサ
(Smilacina japonica)
このユキザサは,食用にできる植物ということで苗を購入し,一番条件のよさそうなところに植えてあるのだが,思ったよりも増えない。その最大の原因は,芽を出す時期に何か虫に食べられてしまうからのようだ。さりとて,あまり農薬は使いたくない。仕方なし食害を免れた苗だけを保護しながら成長を見守ることになる。そして,花が咲くころには小鳥達が盛んに餌を探しに来るし,肉食性の昆虫やクモやカナヘビなどを庭の随所で見かけるようになるので,きっとユキザサを食べる蛾の幼虫などを食べてくれているのだろうと思う。
自然界というものは不思議なもので,こうして捕食者が盛んに活動する少し前に昆虫の幼虫などが山野草の新芽を食べまくり,成長する。この時期にそれらの幼虫の捕食者がいっぱいやってきてしまうと,結局捕食者の食べるものが早い時期にいなくなってしまい,繁殖することができない。だから,双方とも絶対に絶滅しないようにちょうどよいバランスを保って数を維持しているのだろうと思う。これを人為的にコントロールしようとすると,逆に予期せぬ大問題が発生したりしてしまうのではないだろうか?
とはいえ,農作物を商品として出荷する農家の場合は別で,非常に少ない種類の植物を密植しないと農業にならないから,そうするのはよいのだけれど,その農作物を好む害虫も大発生してしまうということを避けることができない。これは農業に必然的に伴う現象であり,避けることができない。様々な種類の植物を混植するという農法も存在するけれども,栽培・管理・収穫・出荷の効率という観点から嫌う人のほうが多いかもしれない。なかなか難しい。
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