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help RSS 自宅のラン:アツモリソウ・ヘンリイが開花

<<   作成日時 : 2010/04/02 07:10   >>

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自宅で室内栽培してきたアツモリソウの一種シプリペディウム・ヘンリイ(Cypripedium henryi)が開花した。花は小さく,緑色で,袋状の唇弁はホオズキの実くらいの大きさしかないが,複数の花を咲かせるのが特徴だ。今朝はすごい強風のため鉢を外に出すことができない。そこで,鉢を置いてある出窓で写真を撮った。


Cypripedium henryi
Cypripedium henryi



 Prof. Summer's Web Garden: Cypripedium henryi
 http://orchids.la.coocan.jp/Cypripedium/Cypripedium%20henryi/Cypripedium%20henryi.htm


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コメント(7件)

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電脳中年Aさんこんにちは、先日お邪魔したぐりおです。
ヘンリィきれいに咲いていますね。この種類は決して大株にしてはいけませんし、そうならないので毎年根茎をコンパクトに切り詰めると上手く行く様ですね。
こちらでの返答を伺い、またその後の他の方とのやり取りを拝読しつつ、私もあらためて考え直してみました。しかし、やはり中国のアツモリソウを「栽培しています。咲きました。」とだけアップするのは避けるべきと思いました。そのつもりがなくても、野生株の販促につながるかも知れません。
売っているものを適正に購入し、栽培を楽しむ行為に法的な問題はありませんし、それをインターネットで配信することも同様です。しかし、希望を言えば、野生に採集圧をかけない無菌培養苗を咲かせた事をアピールする事はあっても、山採り株の開花をアップするのは避けていただけると嬉しいな思います。ひねくれた捉え方をすれば、ほんのちょっと未必の故意が入っているようにもとられかねませんので・・・
私も、自身のブログでちょっと自分のライン引きを述べてみました。お時間があったらご意見を伺えると幸いです。偶然にも同じ地域で同じ様な花に惹かれた者として、楽しみを長く分かち合えればと思います。
ぐりお
2010/04/03 09:54
ぐりおさん コメントありがとうございます。

コメントの趣旨もよく理解できます。

私は,毎日自宅で仕事をしたり植物の世話をしたりしながら,息抜きに写真を撮りブログを書いています。このブログ以外にも公式のブログとホームページがいくつかありますが,それらすべてが余興のようなもので,短時間で書いているものです。舌足らずの部分があれば,謝ります。

ところで,一般論ですが,毎日食べている米も麦も,最初は山どりですよね。それが何千年かかけて改良され,栽培方法が発見され,現在に至っているわけです。

その意味で,栽培種と野生種との間には何らの境界も存在しません。すべて連続しています。この点,明確な境界があるかのごとき俗説が流布されていますが,明らかな誤りです。理論上そのようなことはあり得ないし,実際の歴史上でもありませんでしたし,今後もありません。
電脳中年A
2010/04/03 15:07
ぐりおさん 続きです。

私が,特定のランについてその改良と栽培方法発見の最初の一人となってはならないという理屈はどこにも見出せないんですよ。どうして植物学者や特定の許可等を受けた者だけに探求の権利が与えられるのでしょうか?

私は,少なくとも,採取して標本にしたりDNAサンプルをつくるだめにすりつぶすだけでおしまいにしてしまうようなタイプの人々よりははるかに立派なことをしているつもりです。

また,私が購入して育てなければ,この苗は,販売店の店頭で枯れ死しておしまいになっていたでしょう。私は,少なくともこの個体を維持しているし,後世にその遺伝子を残すことができるかもしれません。枯れ死するしかない「売れない苗」をむざむざ見殺しにすることは正義に適ったことでしょうか?

いったん商品になってしまった苗は,自生地に戻すことはできないということをもちろんご存知だろうと思います。

私は,これまで様々な植物を栽培してきました。そして,いろんなことを考え,現実には何年も栽培している植物でも一切ブログ記事にしていないものがたくさんあります。書くべきだと考えれば,何年栽培しているかを書きますし,どのように栽培しているかも書きます。しかし,非常に問題があると考えるものについては,書きません。この写真のヘンリイは特に問題のない種類だと理解しています。世界中で多数の人々によって栽培されています。日本では失敗する人が少なくないようですが,それは,「絶対に栽培不可能な環境」で栽培しようとするからでしょう。よく考え,十分に勉強しないで栽培を試みても失敗するのに決まっています。

電脳中年A
2010/04/03 15:09
他方で,この種の野生ランの輸入を禁止すべきであれば,法律によって禁止すべきでしょう。しかし,野生ランの前に,もっと厳しく輸入禁止とすべき物品が数え切れないほどたくさんあるという事実を知らなければなりません。野生ランだけを特権階級とすることはできないんですよ。

そして,ワシントン条約では,栽培品については自由な取引と栽培が認められています。そして,特定の種類のランについては,中国でも大規模な農業生産が既に始まっています。いずれその種類は増えることでしょう。日本でもそうです。しかし,そのような人工的な生産と都市部における栽培の方法を誰かが開発しなければ,結局,輸入されたランはみんな死んでしまいます。

それを避けるためにも自由な意見交換が必要だと思っています。

購入したランの苗を死なせないで栽培することが多くの人たちにとって可能になれば,国内の栽培品だけで需要を満たすことが可能となり,輸入品に対する需要が大幅に減少しますので,輸入する意味がなくなるだろうと期待しています。

なお,私は,野生ランの栽培が誰にとっても容易なことだとは全く思っていません。むしろ逆に,普通の人には無理です。そのことを知らせることも大事なことだと思っています。ただ,書き方を誤ると,「俺は上手だ」と威張っていると思われることをおそれ,そのようなことをあまり書かないだけです。私は,不器用だし上手でもありません。実際にやってみると,しっかりと気合を入れ,相当の費用と時間をかけてやらないと駄目だということがすぐに理解できます。私は,仕事である研究対象を確保するという意味でもかなり気合を入れ,普通の人には想像もできないほどの費用と時間をかけ,様々な工夫をしながら野生ランを栽培しております。普通の植物学者を含め,普通の人には絶対にまねできません。
電脳中年A
2010/04/03 15:12
ぐりおさん 続きです。

野生ランの栽培が誰にでも容易なことではないということが正しく伝われば,安易に野生ランの栽培に手を出す人も少なくなるだろうと思っています。ただ,現時点では,どのようにして伝えればよいのかがまだ判りません。

その伝え方を考えている間に,より容易に栽培できる方法が開発されたり,非常に強い品種が開発されたりするかもしれません。

現実に育ててみると,ラン菌との結合関係が非常に強い種類を除き,どの種類も非常に強いです。ラン菌が豊富に存在しなければ絶対に生育しないタイプの野生ランには手を出しません。

問題は,擬似的な生育環境をどのようにして確保するか,そしてまた,栽培と繁殖と種子の採取・育成によって,より強い個体を得るためのよりよい方法は何かということに尽きますね。
電脳中年A
2010/04/03 15:15
ぐりおさん 続きです。

それから,私が育てている野生ランの大半は,栽培品です。何年にもわたって育て,株分けや実生フラスコ栽培などで増やしたものをもらったり購入したりしています。

もちろん,「栽培品だ」というので購入してみたところ,どうみても山どりのものもありました。残念です。

しかし,「栽培品などあるはずがない」と俗に考えられている野生ランの多くで,栽培と増殖がすでに可能となっているということもよくご存知のことと想像します。

例えば,私が育てているキンランも実生フラスコ栽培により増やしたものです。

そして,現実に育ててみると,ちゃんとした環境を整えてやれば,意外と簡単に増やすことが可能な種類が少なくないということに気づきます。しかし,大半の野生ランは鑑賞価値が著しく低いので,商業的利益を得るという意味では商売が成立しないだろうと思っています。ですから,多額の費用をかけてまでちゃんと栽培しその栽培品を販売しようとする栽培農家がなかなか出てこないのでしょう。
電脳中年A
2010/04/03 15:21
ぐりおさん 「続き」の最後です。

監督官庁の姿勢にも大きな問題があります。せっかく実生フラスコ栽培による増殖に成功し,その技術が容易に普及可能となっていても,いったん行政上の措置として「移動禁止」と指定してしまったものについては,栽培容易であり種それ自体としては絶滅の危惧がないという明らかな事実を認めようとせず,「移動禁止」のままとしてしまうといったタイプの愚行が数え切れないほどたくさんあります。RDBは,行政上の「指定」に過ぎないので,「種それ自体として絶滅危惧のおそれのある種なのかどうか」という事実を反映するものではないし,そのために存在しているものでもありません。私は,そのあたりの法的問題について,深く研究を重ねてきました。

ほかにもいろいろありますが,問題を起こすといけないので,ブログでは書けません。

いつか機会があったら,直接に意見交換をしましょう。
電脳中年A
2010/04/03 15:26

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