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数年前,荒澤山草園からガンゼキラン(岩石蘭)の鉢を買った。小さなバルブが4〜5個ついていたけれども,その年には花は咲かなかった。翌年,少し大きなバルブができ花が咲いた。そして,今年はジャガイモくらいの大きさの巨大なバルブになっていた。ゴツゴツしていて,まさに「岩石」そのもの! これだけ大きなバルブができたのだから,今年はぐっと充実した開花を期待できそうだ。ちなみに,写真の手前のほうに写っている小さなバルブ(高さ2〜3センチくらい)は,この株を購入した当初からあるバルブ,左手にある巨大なバルブは一昨年と昨年成長したバルブ,その右の緑色の茎のついているものは今年昨年成長し今年更に成長するバルブ,そして,その右手にあるとがったものは新芽だ。 ちなみに,ガンゼキラン(岩石蘭)やカクチョウラン(鶴頂蘭)のようなPhaiusの仲間は,本来は南方系の植物なのだけれど,私が自宅で実証してみせているとおり,冬に凍結することを防止しさえすれば,関東北東部にある茨城県でも常温でちゃんと育つ。そういえば,カクチョウランの白花品がホームセンターの園芸コーナーなどでたくさん売られているのを思い出した。 なお,茨城県では,気温の関係で,ガンゼキランノ自生はあり得ないと考えているけれども,園芸植物として楽しむことが可能なランの一つということになる。ただし,バルブが大きくならないと花を咲かせないので,比較的大きな鉢に植え,夏の間は木陰に鉢を置いて朝には水をたっぷりとやり,ときどき液肥を与え,葉が成長してバルブに栄養を蓄積し,開花できる状態になるまで何年か気長に待つ必要がある。これまでのところナメクジその他の害虫による食害は経験していない。葉が長く大きいので強風によってちぎれることを心配したけれど,結構頑丈で,相当強い風にも耐えることができる(ただし,直に強風にさらすのは危険であることを否定できないので,やはり風避けにもなる木陰で栽培するのがベストだろうと思う。)。 ガンゼキラン http://cosmos.cool.ne.jp/Ran/sp/Ganzekiran.htm ガンゼキラン http://keiko65.sakura.ne.jp/monthly2/ran/ganzekiran05.htm |
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